OBS(Open Broadcaster Software)で配信中に、プレビュー画面だけを左右反転させる方法について解説します。特にWEBカメラを使って配信している際、画角をチェックする時に反転させないと判断しづらい場合があります。しかし、反転させると配信に映る映像の向きに違和感が出るため、プレビュー画面のみ反転させたいという方に役立つ方法です。
OBSでプレビュー画面を左右反転させる方法
OBSでプレビュー画面だけを反転させるためには、以下の手順を実行します。
- ステップ1:OBSを起動し、使用しているシーンを選択します。
- ステップ2:ソースとして「映像キャプチャデバイス」または「WEBカメラ」を追加します。
- ステップ3:WEBカメラのソースを選択した状態で右クリックし、「変換」>「反転」を選択します。この操作で、プレビュー画面に映るカメラの映像が左右反転します。
- ステップ4:反転後、シーンをそのまま配信する際は「ソース」をそのまま使用し、反転を加えたプレビュー画面を確認しながら作業できます。
これで、プレビュー画面だけが反転した状態で、配信中の映像は反転せず、そのままの向きで表示されます。
なぜプレビューだけ反転させたいのか?
WEBカメラの映像を確認する際、反転させないと左右が逆転していることに気づきにくいため、チェックが難しい場合があります。しかし、視聴者に対しては反転させた映像が不自然に見えることがあるため、配信される映像はそのままの向きにしておきたいという要望があります。
この方法を使うことで、自分の映像が正しい向きで配信されつつ、プレビュー画面だけを反転させて視覚的に確認できるようになります。
注意点とその他の設定
OBSでは、プレビューと配信の設定が分かれているため、反転を加える操作が配信に影響を与えないようにすることが可能です。プレビュー画面での反転だけではなく、カメラの向きを確認しやすくするために、カメラの設定で手動調整を行うことも一つの方法です。
また、複数のカメラを使用する場合やシーンを切り替える際には、各カメラの設定を反転状態で維持することができるので、使い方を工夫してより効率的に確認作業を行いましょう。
まとめ
OBSでプレビュー画面だけを左右反転させる方法は簡単で、WEBカメラの映像をチェックする際に便利です。反転を加えることで、配信に反映される映像の向きに違和感を与えることなく、プレビュー画面での視覚的確認が行えるようになります。この方法を活用して、配信中のカメラ設定を効果的に管理しましょう。


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