AviUtlを使っていると、突然再生位置の赤いバーを動かしたときにソフトが固まる、またはクラッシュしてしまうことがあります。このような問題が発生した場合、考えられる原因とその対処法を確認しましょう。
1. AviUtlが固まる原因
AviUtlが固まる原因はさまざまですが、特に次のようなケースが考えられます。
- プラグインの不具合: AviUtlには多数のプラグインがありますが、これらのプラグインが原因で動作不良を引き起こすことがあります。
- メモリ不足: 動画ファイルのサイズが大きい場合、メモリの使用量が急増し、PCが処理できなくなることがあります。
- コーデックの不一致: 使用しているMP4ファイルに互換性のないコーデックが含まれている可能性もあります。
- AviUtlのバージョンの不具合: 古いバージョンや未更新のバージョンを使用していると、新しい動画ファイル形式に対応できない場合があります。
2. 再生バーで固まる問題を解決する方法
再生バーを動かすとAviUtlが固まる場合、次の解決策を試してみてください。
- プラグインの無効化: AviUtlにインストールされているプラグインを無効化してみて、問題が解決するか確認しましょう。特に拡張編集用のプラグインが原因の場合があります。
- メモリの空き容量を確保: 使用しているPCのメモリやディスクスペースが不足していないか確認してください。必要に応じて、不要なアプリケーションを閉じてメモリを解放します。
- 動画のコーデックを確認: 使用しているMP4ファイルに問題がないか、コーデックが正しくインストールされているか確認します。別のフォーマットで試してみるのも一つの方法です。
- AviUtlを最新バージョンに更新: 使用しているAviUtlが古い場合、最新バージョンにアップデートしてください。バージョンアップによりバグ修正が行われることがあります。
3. トラブルシューティングの手順
さらに詳しいトラブルシューティングの手順としては、以下の操作を試してみてください。
- AviUtlを管理者として実行: 管理者権限でAviUtlを起動してみて、問題が解消されるか確認します。
- 一時ファイルを削除: AviUtlの一時ファイルが原因で問題が発生することがあります。AviUtlの設定フォルダ内にある「一時フォルダ」を削除してみましょう。
- 動画の再インポート: 動画を一度削除し、再度インポートしてみることで、ファイルの不具合を回避できることがあります。
4. まとめと予防策
再生バーを動かすとAviUtlが固まる問題には、さまざまな原因が考えられますが、プラグインの無効化、メモリの確保、動画ファイルの確認といった基本的な対処法で解決できる場合がほとんどです。また、AviUtlを常に最新バージョンに保つことで、こうした問題の予防にもつながります。

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