Excelで空欄を除いた右5つの数値の平均を自動で計算する方法

Excel

Excelで、一つの行に数値を羅列していて、空欄を除いた右側の5つの数値の平均を自動的に計算して、他のセルに表示させる方法を紹介します。特に、空欄が含まれている場合でも対応できる方法について解説します。

方法1: AVERAGE関数とIF関数を組み合わせる

Excelの標準関数を使って、空欄を除いた右5つの数値の平均を計算する方法は、AVERAGE関数とIF関数を組み合わせることです。この方法では、対象範囲の数値を条件付きで取得することができます。

次の数式を使って、空欄を除いた右側5つの数値の平均を計算できます。

=AVERAGE(IF(ISNUMBER(A1:E1), A1:E1))

この数式を入力した後、Ctrl + Shift + Enter(配列数式として入力)を押すことで、正しい平均が計算されます。数式のA1:E1部分は、対象のセル範囲に変更してください。

方法2: INDEX関数とMATCH関数を組み合わせる

別の方法として、INDEX関数とMATCH関数を使って、空欄を除いた5つの数値を抽出し、その平均を計算する方法があります。この方法では、範囲を動的に指定して、右側の数値を取得できます。

次の数式で、右側の5つの数値を抽出し、その平均を計算できます。

=AVERAGE(INDEX(A1:E1, MATCH(9.99999999999999E+307, A1:E1)-4):E1)

この数式では、MATCH関数を使って、右端のセルから5つの数値を抽出し、AVERAGE関数でその平均を求めています。セル範囲(A1:E1)は適切に調整してください。

方法3: フィルタ機能を活用する

Excelのフィルタ機能を使って、空欄を除外した後に平均を計算する方法もあります。データをフィルタリングして、空欄を非表示にした状態で、AVERAGE関数を使用することができます。この方法は、手動での操作が必要ですが、簡単に結果を得ることができます。

まとめ

Excelで空欄を除いた右側の数値の平均を自動で計算する方法は、いくつかの方法で実現できます。関数を使った方法やフィルタ機能を使った方法など、シーンに応じて使い分けることができます。上記の方法を試して、適切な方法を見つけてください。

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