PowerPointをCubePDFで印刷した際に、PDFのファイル名の先頭に「Microsoft PowerPoint」が追加されてしまう問題に悩んでいる方も多いでしょう。この問題は、PowerPointの標準設定によるもので、毎回手動でファイル名を修正するのは手間です。この記事では、ファイル名から「Microsoft PowerPoint」を自動で消す方法について解説します。
「Microsoft PowerPoint」がファイル名に追加される原因
PowerPointでPDFを印刷する際、CubePDFを選択すると、デフォルトで「Microsoft PowerPoint -」という文字列がファイル名の先頭に追加されます。これは、PowerPointがデフォルトでPDF化する際に設定されたファイル名のプレフィックスとして「Microsoft PowerPoint」が使われるためです。
エクセルやワードではこのような現象が発生しないのに、PowerPointだけで起こる理由は、PowerPoint自体の出力設定に依存しています。
CubePDFの設定でファイル名の変更を試みる
CubePDFで印刷した際のファイル名に「Microsoft PowerPoint」が自動で追加される問題を解決するためには、CubePDFの設定を変更する方法があります。以下の手順を試してみましょう。
- CubePDFの設定を開く: CubePDFを起動し、設定メニューにアクセスします。
- 出力設定の確認: 「出力設定」セクションで「ファイル名のプレフィックス」を確認します。この設定が「Microsoft PowerPoint」となっている場合、これを空白または他の文字列に変更することで、ファイル名の先頭に表示される文字列を変更できます。
- 設定を保存: 設定を変更したら、保存してCubePDFを再起動し、再度PowerPointをPDF化してファイル名が変更されているか確認します。
PowerPointの保存設定を調整する方法
CubePDFの設定以外にも、PowerPoint側での保存設定を調整する方法があります。具体的には、PowerPointをPDFとして保存する際に、「名前を付けて保存」のダイアログボックスを表示し、ファイル名を手動で入力することができます。
この方法では、ファイル名を変更する手間はかかりますが、毎回確実に自分の希望する名前で保存することができます。自動化する方法としては、VBAマクロを使って、ファイル名を変更することもできますが、これには少しのプログラミング知識が必要です。
まとめ
PowerPointをCubePDFでPDF化する際、ファイル名の先頭に「Microsoft PowerPoint」と自動的に追加される問題は、CubePDFの設定を変更することで解決できます。また、手動でファイル名を変更する方法もありますが、自動化したい場合はCubePDFの設定でファイル名のプレフィックスを変更するのが最も簡単です。

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