VSCodeでファイル保存後、更新日時が異常にずれる問題とその解決策

プログラミング

VSCodeで作業をしていると、保存したファイルの更新日時が意図せず9時間後にずれるという問題が発生することがあります。この記事では、その原因と考えられる要素、および対策について詳しく解説します。特にタイムゾーン設定やVSCodeの設定ファイルに関連する問題が考えられます。

1. VSCodeで更新日時が9時間ずれる原因とは?

ファイルを保存した時に更新日時がずれる原因として、主に以下の要因が考えられます。

  • タイムゾーン設定の不一致: WindowsやVSCodeが異なるタイムゾーンで設定されている場合、更新日時がずれることがあります。
  • VSCodeの内部設定: VSCodeの設定や拡張機能がタイムゾーンを無視している場合も考えられます。
  • PCの時刻設定: PCのシステム時刻やタイムゾーン設定が不正確な場合、VSCodeに影響を与えることもあります。

これらの問題が影響して、保存したファイルの更新日時がずれることがあります。

2. タイムゾーン設定の確認方法

まず最初に確認すべきは、PCのタイムゾーン設定です。Windowsでタイムゾーンが正しく設定されていない場合、ファイルの保存日時に影響を与える可能性があります。

タイムゾーン設定を確認する手順は以下の通りです。

  • 「スタートメニュー」から「設定」を開き、「時刻と言語」を選択。
  • 「日付と時刻」のセクションで、「タイムゾーン」を確認し、正しいタイムゾーン(日本なら「UTC+09:00」)を選択します。

これでPCのシステム時刻が正しく設定されます。もしタイムゾーンが異なる場合、修正して再度試してみましょう。

3. VSCodeの設定を確認する

次に、VSCodeの設定に問題があるかを確認しましょう。VSCodeにはタイムゾーンを管理する直接的な設定項目はありませんが、拡張機能や設定ファイルによって影響を受けている場合があります。

以下の設定を確認しましょう。

  • VSCodeの「settings.json」ファイルを開き、`files.autoSave`の設定を確認。自動保存機能が不安定な場合、手動保存に変更して試すことが有効です。
  • タイムゾーンに関連する拡張機能(例: 日時表示のフォーマットを変更する拡張機能)が影響している場合、その設定を見直します。

4. Windowsのローカル時刻設定を修正する

PCの時刻設定が原因で更新日時がずれることもあります。PC内のローカル時刻が正しく設定されているか確認することが重要です。

以下の手順で時刻設定を修正できます。

  • 「スタートメニュー」から「設定」を開き、「時刻と言語」を選択。
  • 「日付と時刻」セクションの「自動的に時刻を設定する」を有効にし、時刻が自動的に正しい時間帯に設定されるようにします。
  • 「タイムゾーン」を確認し、正しいタイムゾーン(日本時間の場合「UTC+09:00」)を選択します。

この設定を行うことで、PC内での時刻が正確になり、VSCodeにも反映されるはずです。

5. まとめ

VSCodeで保存したファイルの更新日時が9時間ずれる問題は、主にPCのタイムゾーン設定やVSCode内の設定が原因です。以下の対策を行うことで解決できることが多いです。

  • PCのタイムゾーン設定を確認して修正する。
  • VSCodeの設定ファイルを見直し、拡張機能による影響を調べる。
  • PCのローカル時刻設定を再確認し、正しい時刻に設定する。

これらの方法を試しても問題が解決しない場合、さらにVSCodeのバージョンや拡張機能の再インストールを検討することをお勧めします。

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