DellのSupportAssist On-Board Diagnosticsは、ハードウェアの問題を診断するためのツールですが、場合によってはその機能を無効化したいことがあります。この記事では、Dellのサポートツールを無効化する方法について詳しく解説します。
SupportAssist On-Board Diagnosticsとは?
SupportAssist On-Board Diagnosticsは、DellのPCに搭載されている診断ツールで、ハードウェアの問題を検出し、ユーザーに対して診断結果を提供する役割を担っています。この機能は便利ですが、時には無効化したい場合もあります。
たとえば、診断ツールが起動時に自動的に立ち上がるのを防ぎたい場合や、システムリソースを節約したい場合などに、無効化することが考えられます。
SupportAssistの無効化方法
SupportAssistを無効化するためには、いくつかの手順を踏む必要があります。以下の手順で、Windows上からSupportAssistの自動起動を無効にすることができます。
1. **Windowsスタートメニュー**を開き、「**msconfig**」と入力して、**システム構成**を選択します。
2. 「**スタートアップ**」タブを選び、リストから**SupportAssist**を探します。
3. SupportAssistにチェックが入っている場合、チェックを外して、**適用**をクリックします。
4. **OK**をクリックして、システムを再起動します。
SupportAssistのサービスを無効化する
さらに、SupportAssistのサービスを無効にすることで、診断ツールがバックグラウンドで動作しないように設定できます。
1. **Windowsキー + R**を押して、「**services.msc**」を入力し、Enterキーを押します。
2. サービスリストから「**SupportAssist**」を探し、右クリックして「**停止**」を選択します。
3. その後、右クリックして「**プロパティ**」を選び、「**スタートアップの種類**」を「**無効**」に設定します。
4. 設定後、**適用**をクリックし、OKで閉じます。
診断ツールをアンインストールする方法
もし、完全にSupportAssistを削除したい場合は、アンインストールを行う方法もあります。これにより、ツールはPCから完全に削除され、診断機能が無効になります。
1. **スタートメニュー**を開き、「**アプリと機能**」を選択します。
2. リストから**SupportAssist**を見つけて、選択し、「**アンインストール**」をクリックします。
3. 画面の指示に従ってアンインストールを完了させます。
まとめ
DellのSupportAssist On-Board Diagnosticsは便利なツールですが、不要な場合は簡単に無効化またはアンインストールすることができます。上記の方法で、SupportAssistを無効化し、システムのパフォーマンスやスタートアップの速度を改善することが可能です。


コメント