Windows 11でJISとUSキーボードを共存させるために、レジストリファイルを作成する方法について解説します。この記事では、regファイルの作成方法、保存先、注意点を順を追って説明しますので、JISとUSのキーボード設定をうまく共存させることができます。
1. regファイルの作成方法
まず、Windows 11でJISとUSキーボードを共存させるためには、レジストリファイルを作成する必要があります。これを行うには、メモ帳を開き、次の内容を入力します。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters] "OverrideKeyboardType"=dword:00000001
上記の内容をコピーし、メモ帳に貼り付けてください。
2. regファイルの保存方法
次に、このファイルを.reg形式で保存します。メモ帳で作成した内容を、ファイル名を「JIS_and_US_keyboard.reg」として保存します。その際、ファイルの種類を「すべてのファイル」に設定し、拡張子が「.reg」になるようにしてください。
3. regファイルの適用
保存した.regファイルをダブルクリックして実行します。Windowsはレジストリを更新するかどうか確認しますので、「はい」をクリックして変更を適用します。これにより、JISとUSキーボードが共存する設定が完了します。
4. 注意点
レジストリファイルを変更する際には、慎重に行う必要があります。誤った設定を行うと、システムに不具合が生じる可能性があるため、事前にレジストリのバックアップを取ることをお勧めします。また、設定後にPCを再起動することを忘れずに行ってください。
5. まとめ
Windows 11でJISとUSキーボードを共存させるには、レジストリファイルを作成し、適切な設定を行う必要があります。正しく設定すれば、JISとUSのキーボードを切り替えながら使うことができ、作業効率が向上します。
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