VRMモデルにVRC対応衣装や髪型を追加する方法

プログラミング

VRMモデルにVRChat (VRC) 対応の髪型や衣装を追加する際の手順や問題解決方法について説明します。Vroid StudioやBlenderを使用して作成したVRMモデルを、どのようにVRC対応の服や髪型に対応させるかに関する基本的な情報をお伝えします。

1. VRMモデルとVRC対応髪型の互換性について

VRM形式とVRChat (VRC) で使用するモデルは、ボーンや物理演算の違いがあります。VRMはSpringBoneを使って揺れ物を制御しますが、VRCモデルではPhysBoneを使っています。そのため、VRC対応の髪型をVRMモデルに追加するためには、物理エンジンをVRMに対応させる必要があります。

2. VRC髪型をVRMモデルに付ける方法

まず、VRCの髪型をVRMモデルに付けるには、Unityで作業を行う必要があります。VRCの髪型に含まれるPhysBoneをVRMのSpringBoneに変換し、VRMモデルのヘッドボーンに親子関係を設定します。この作業には、UnityのVRMインポーターや、VRMのボーン管理ツールを使用することが推奨されます。

3. UnityでのSpringBoneの設定

VRC対応髪型をVRMモデルに組み込む際、Unity内でSpringBoneの設定を行います。VRCのPhysBoneからVRMのSpringBoneに変換し、髪型の物理設定(揺れなど)を調整する必要があります。これにより、髪型がモデルに正しくフィットし、VRChat内でも動きに追従するようになります。

4. VRMモデルをVRC対応にする方法

もし、VRC対応の衣装や髪型をVRMモデルに追加する際に問題が生じる場合、最初からVRMモデルをVRC対応の形式に変換する方法もあります。これにより、VRMモデルに対する揺れ物やボーン設定が最初から整っているため、VRChatでの利用がスムーズに行えます。

まとめ

手持ちのVRMモデルにVRC対応の髪型や衣装を追加する作業には、Unityを使ったSpringBoneの設定が必要です。また、VRC対応の衣装や髪型をVRMモデルにうまく適用するためには、ボーン設定の調整や物理演算の管理を行うことが求められます。これらの手順を踏むことで、最終的に自分のVRMモデルをVRChatで使用できる形にすることが可能です。

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