PostgreSQL 13以降、B-treeインデックスにおいて、重複する値が多い場合のインデックスのサイズを削減する機能が導入されました。この機能は、インデックスの効率性を高め、ディスクスペースの節約にも貢献します。
PostgreSQL 13の新機能: INCLUDEによるインデックスサイズの最適化
PostgreSQL 13では、INCLUDE句を使用したインデックスの最適化が可能になりました。これにより、インデックスの対象列を選択的に指定し、重複する値を排除することができます。
重複する値によるインデックスの膨張問題
B-treeインデックスは、基本的にキーと対応する値を格納します。しかし、重複する値が多い場合、同じ値を何度も格納しなければならず、インデックスが無駄に大きくなります。これにより、検索や更新操作のパフォーマンスが低下し、ディスク容量も無駄に消費されます。
解決方法: INCLUDE句の使用
PostgreSQL 13以降、INCLUDE句を使って、インデックスに含めるべき列を制限し、重複した値を削減することができます。この方法により、検索対象のデータを効率的に保持しつつ、インデックスのサイズを大幅に削減できます。
具体例: INCLUDE句を使ったインデックスの作成
例えば、dog_breedsというテーブルに対して、breed_name列でインデックスを作成する場合、INCLUDE句を使うと次のように書けます。
CREATE INDEX idx_breed_name ON dog_breeds (breed_name) INCLUDE (dog_id, weight);
この例では、breed_name列をインデックスに含め、重複するデータを削減し、dog_idやweightといった他の列も含めて、効率的な検索が可能になります。
まとめ
PostgreSQL 13以降、INCLUDE句を利用することで、B-treeインデックスの効率性が向上し、重複値の多い列でもインデックスサイズを削減できます。この方法を活用することで、インデックスのパフォーマンスを維持しながら、ディスクスペースの節約にもつながります。


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