Teratermマクロでデータ長、パリティビット、ストップビットを設定する方法

プログラミング

Teratermマクロを使用して、COMポートのボーレート以外に、データ長、パリティビット、ストップビットを設定したい場合、どのように設定すればよいのでしょうか。この記事では、バッチファイルとTeratermマクロを使って、これらの設定を行う方法を詳しく解説します。

Teratermマクロでの基本的な通信設定

Teratermマクロを使用して、ボーレートなどの基本的な通信設定は簡単に行えます。例えば、以下のようにボーレートを設定できます。

connect '/C=1' ;COMポート1
setbaud=38400

この設定により、COMポート1でボーレート38400bpsで接続することができます。しかし、データ長、パリティビット、ストップビットの設定方法がわからないという問題があるようです。

データ長、パリティビット、ストップビットの設定方法

Teratermマクロでこれらの設定を行うためには、以下のコマンドを使用します。

  • データ長:データ長は「setdatabits」で設定できます。例えば、8ビットのデータ長に設定するには、以下のように記述します。
  • setdatabits=8
  • パリティビット:パリティビットは「setparity」で設定します。例えば、偶数パリティを設定するには、以下のように記述します。
  • setparity=even
  • ストップビット:ストップビットは「setstopbits」で設定します。例えば、1ビットのストップビットを設定するには、以下のように記述します。
  • setstopbits=1

これらのコマンドをTeratermマクロのファイルに追加することで、指定した通信設定が可能になります。

具体的な設定例

例えば、COMポート1で、ボーレート38400bps、データ長8ビット、偶数パリティ、1ストップビットで接続する場合、次のようなマクロファイルを作成します。

connect '/C=1' ;COMポート1
setbaud=38400
setdatabits=8
setparity=even
setstopbits=1

このマクロを実行することで、指定した通信設定を行うことができます。

まとめ

Teratermマクロを使って、データ長、パリティビット、ストップビットを設定する方法について解説しました。必要なコマンドを追加することで、簡単にこれらの通信設定を行うことができ、バッチファイルとして一括で設定を適用することができます。これにより、手動で設定を変更する手間を省き、効率的に作業を進めることができます。

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