Windows 11でApex LegendsをOBSで配信する際のDirectX12設定問題と解決法

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Windows 11でApex LegendsをOBSを使って配信する際、DirectX12を設定した場合にゲームの画面がOBSに表示されない問題が発生することがあります。この記事では、この問題の原因と解決策を解説し、DirectX12を使用して配信をスムーズに行うための方法を紹介します。

問題の原因:DirectX12とOBSの互換性

Apex Legendsを含む多くのゲームでは、DirectX11とDirectX12を選択することができます。しかし、OBS(Open Broadcaster Software)を使用してゲーム配信を行う際、DirectX12に切り替えると、ゲームの画面が「ゲームキャプチャ」モードで表示されないことがあります。これは、DirectX12の処理方法がOBSと完全に互換性がないためです。

DirectX12では、グラフィックAPIが異なるため、ゲームとOBSの間で映像のやりとりがうまくいかないことがあります。これにより、OBSがゲームのウィンドウを正しく認識できなくなり、画面が映らなくなります。

OBSの設定を確認する

ゲームキャプチャを使用する際、OBSの設定が正しくない場合にも画面が表示されないことがあります。設定を再確認して、正しいウィンドウをキャプチャしているかを確認することが重要です。

以下の手順で設定を確認してください。

  1. OBSの「ゲームキャプチャ」の設定:モードを「特定のウィンドウをキャプチャ」に設定し、「ウィンドウ[r5apex_dx12.exe]」を選択します。
  2. OBSの「ウィンドウキャプチャ」モード:「特定のウィンドウをキャプチャ」モードが正しく設定されているか、ウィンドウが正しく認識されているかを確認します。

これらの設定で問題が解決しない場合、次の方法を試してみてください。

DirectX11に戻す方法

もしDirectX12でOBSに画面が表示されない場合、最も簡単な解決策はDirectX11に戻すことです。Apex Legendsでは、DirectX11でも十分に高いパフォーマンスが発揮されるため、配信には問題なく使用できます。

SteamでApex Legendsを起動する際、ゲームの「起動オプション」をDirectX11に設定する方法は以下の通りです。

  1. SteamでApex Legendsを選択:ライブラリからApex Legendsを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  2. 起動オプションの設定:「起動オプションを設定」をクリックし、以下のコードを入力します:
  3. -dx11
  4. 設定を保存:設定を保存してApex Legendsを再起動します。

これで、DirectX11でApex Legendsを起動し、OBSで正常に画面がキャプチャできるようになります。

DirectX12を使用する場合の注意点

もしどうしてもDirectX12を使用したい場合、OBSの「ウィンドウキャプチャ」機能や「ディスプレイキャプチャ」機能を利用することを検討してください。

ウィンドウキャプチャ:ゲームウィンドウ全体をキャプチャすることで、DirectX12のエラーを回避できることがあります。ただし、この方法では他のウィンドウのオーバーレイや通知が映り込む可能性があるので注意が必要です。

ディスプレイキャプチャ:最も確実な方法として、ディスプレイキャプチャを使用して、画面全体をキャプチャすることも可能です。この方法では、ゲーム画面全体をキャプチャできるため、画面が映らない問題を回避できますが、パフォーマンスに若干の影響を与えることがあります。

まとめ

Windows 11でApex LegendsをOBSで配信する際、DirectX12を使用すると画面が表示されない問題が発生することがあります。この問題は、DirectX12がOBSとの互換性に問題を抱えているためです。

解決策として、DirectX11に切り替えることで、OBSでのキャプチャが正常に機能するようになります。また、どうしてもDirectX12を使用する場合は、ウィンドウキャプチャやディスプレイキャプチャ機能を利用することで解決できることがあります。

問題が解決しない場合は、OBSやゲームのアップデートを確認し、最新のバージョンを使用することをお勧めします。

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