AutoCAD LT 2024にアップグレードした後、ウィンドウが全画面で起動し、その後サイズを小さくする手順が面倒でストレスになることがあります。この記事では、ウィンドウを最初から小さく表示させるための設定方法について解説します。
1. AutoCAD LT側の設定
AutoCAD LTのウィンドウサイズは、デフォルトで最大化された状態で立ち上がることがよくあります。まずはAutoCAD側でウィンドウの起動設定を確認し、最初の表示状態を変更する方法を試みましょう。AutoCAD LTにはウィンドウサイズのプリセット設定がないため、手動で設定する必要があります。
2. ウィンドウのサイズを手動で変更する
ウィンドウを起動後、右上の「最小化」や「最大化」の隣にあるボタン(復元ボタン)をクリックし、ウィンドウのサイズを手動で調整します。その後、ウィンドウの角をドラッグしてサイズを変更し、閉じる際にその状態を保持するようにします。次回の起動時に、調整したサイズでウィンドウが表示されることが確認できます。
3. PCのディスプレイ設定を確認する
PC側のディスプレイ設定が影響することもあります。Windowsのディスプレイ設定で解像度やスケーリングを変更することで、ウィンドウのデフォルトサイズが変わることがあります。これを調整することで、AutoCAD LTのウィンドウがより快適に表示される場合があります。
4. スタートアップ時にウィンドウを最小化する
もしウィンドウを最初から小さく表示させたい場合、スタートアップ時に自動的に最小化する設定を追加する方法もあります。AutoCADのショートカットアイコンを右クリックし、プロパティを選択。「ターゲット」欄に「/min」を追加することで、次回からAutoCADが起動する際に自動的に最小化されるように設定できます。
5. まとめ
AutoCAD LT 2024でウィンドウを最初から小さく表示させるためには、手動でサイズを調整した後、ウィンドウ設定を保存する方法や、ディスプレイ設定を見直すことが有効です。また、最小化の設定を追加することも一つの解決策となります。これらの方法を試してみることで、日々の作業がより快適になるでしょう。


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