CLIP STUDIO PAINT EXで漫画を描く際に、ダウンロードした3D素材がグラデーション付きで使いづらいという悩みを抱えている方も多いかと思います。この質問では、3D素材をフラットな線画に変換する方法について解説します。
1. 3D素材のグラデーションを解除する方法
3D素材には、陰影やグラデーションが含まれていることがありますが、これをフラットな状態に変更するには、「レイヤーの合成方法」を変更することが有効です。
まず、3D素材を配置したレイヤーを選択し、そのレイヤーの合成方法を「通常」に設定します。これにより、3D素材の陰影が消えて、フラットな状態に戻すことができます。
2. 3Dレイヤーをラスタライズして線画を作成
次に、3D素材をラスタライズして線画を作成します。3Dレイヤーを選択して右クリックし、「ラスタライズ」を選択します。これにより、3Dのデータが通常の画像として変換されます。
その後、「自動選択ツール」や「ペンツール」を使って、フラットな線画を描いていきます。この時、線の太さや色を調整して、グラデーションを消したクリアな線画を作成します。
3. 塗りつぶしと陰影の追加方法
線画を作成したら、塗りつぶしツールを使って、背景やキャラクターの色を追加します。フラットな色を使用することで、デジタル作画のクリーンな印象を保ちながら、陰影を追加することができます。
必要に応じて、手動でシャドウやハイライトを加えて、より詳細な表現を追加することも可能です。
4. まとめ
CLIP STUDIO PAINT EXで3D素材をフラットな線画に変換するためには、まずグラデーションを解除し、ラスタライズしてから線画を描き直すことがポイントです。さらに、フラットな色使いを心がけることで、清潔感のある作画を行うことができます。これらの手順を覚えれば、3D素材も効率的に使うことができるようになります。


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