エクセルで時間の「:」を省略して4桁の数字で入力する方法

Excel

エクセルで時間を入力する際、通常は「12:00」のようにコロン(:)を使って時間と分を区切りますが、戦争映画などでよく見られるように、「1200」や「1700」といった4桁の数字で時刻を入力したい場合があります。この記事では、エクセルで「:」を省略して4桁の数字で時刻を入力する方法について解説します。

エクセルで時間を「:」なしで入力する方法

エクセルでは、時間を「12:00」や「17:00」のように通常の時刻フォーマットで入力しますが、これを「1200」や「1700」といった4桁の数字で入力するためには、少し工夫が必要です。エクセルは時間を時間形式で認識しますが、4桁の数字をそのまま入力する方法を説明します。

まず、セルの書式設定を変更する必要があります。これを行うことで、4桁の数字として時刻を認識させることができます。

書式設定で時間を4桁の数字として表示する

次の手順で、エクセルに4桁の時刻を入力できるように設定します。

  • セルを選択: まず、時刻を入力したいセルを選びます。
  • 書式設定を開く: セルを右クリックして、「セルの書式設定」を選択します。
  • カスタム書式を選択: 「表示形式」タブを選び、「カスタム」を選択します。
  • カスタム書式を入力: 「種類」フィールドに「[h]mm」と入力します。これにより、時間を4桁の数字として表示できます。

実際に時刻を入力する

書式設定が完了したら、セルに「1200」や「1700」と入力してみましょう。エクセルはこれを「12:00」や「17:00」として認識し、表示します。

入力後は、エクセルが時間形式として処理し、計算や操作が可能になります。例えば、時間の差を計算する際にも、正しく機能します。

入力時の注意点

4桁の数字で入力する際に注意するポイントは、必ず4桁で入力することです。例えば、「1200」と入力しても、間違って「120」を入力すると、エクセルが正しく時刻を認識できません。

また、4桁で入力した時刻は、あくまで「時刻」として処理されるため、他の数値データとの演算や時刻計算が必要な場合は、元の時間形式に戻す必要があります。

まとめ

エクセルで「:」なしで4桁の数字で時刻を入力するためには、セルの書式設定を「[h]mm」に変更することで実現できます。この設定を行えば、入力が「1200」や「1700」など、コロンなしの形式で時刻を入力できるようになります。作業の効率化やデータの整形に役立つ方法ですので、ぜひ試してみてください。

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