Excelでデータをリストとして管理している場合、ユニーク関数を使って重複を排除するのは一般的な手法です。しかし、ユニーク関数を使って得られたリストに名前を付けたい場合、少し工夫が必要です。今回は、ユニーク関数で得たリストに名前を付ける方法について解説します。
ユニーク関数で重複を削除する
まず、ユニーク関数を使って重複を削除したリストを作成します。Excelでユニーク関数を使うと、指定した範囲から重複するデータを除いたリストを自動的に生成できます。
たとえば、セルA2:A10にデータがあり、その中から重複を取り除く場合、以下の数式を使用します:
=UNIQUE(A2:A10)
リストに名前を付ける方法
ユニーク関数で作成したリストに名前を付けたい場合、直接的に名前を付けることはできませんが、代わりに「名前の定義」機能を使うことで、リストに名前を付けてドロップダウンリストに使用することができます。
手順としては、まずユニーク関数を使って作成したリストの範囲を選択し、その後「数式」タブから「名前の定義」を選択します。そこで、リストに名前を付け、ドロップダウンリストで使うことができます。
ドロップダウンリストでの使用方法
名前を付けたリストをドロップダウンリストで使用するには、セルを選択し、「データ」タブから「データの入力規制」を選びます。入力規制の条件として「リスト」を選び、ソース欄に先程定義した名前を入力します。これで、ドロップダウンリストにユニークなデータが表示されるようになります。
まとめ
ユニーク関数を使用して重複を削除したリストに名前を付けるには、直接名前を付けることはできませんが、「名前の定義」機能を利用することで、リストに名前を付けてドロップダウンリストで使用できます。この方法で、データの管理をより効率的に行いましょう。


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