クリップスタジオを使用していると、トーンの種類が非常に多くて、必要なものを探すのが大変だと感じることがあります。特に、よく使うトーンやマークだけを素早く表示させたいというニーズは、クリエイターにとって非常に重要です。今回は、クリップスタジオでトーンを効率よく管理し、必要なトーンを簡単に表示する方法について解説します。
クリップスタジオでよく使うトーンだけを表示する方法
クリップスタジオでは、トーンの種類が豊富で、使いこなすのが難しいと感じることがあります。しかし、よく使うトーンだけを表示することで、作業の効率が大幅に向上します。これを実現するためには、「トーンセット」をカスタマイズすることがポイントです。
具体的には、よく使うトーンをトーンセットに登録し、表示するトーンを絞り込む方法が有効です。この設定により、作業中に頻繁に使用するトーンだけを素早く呼び出せるようになります。
トーンセットのカスタマイズ方法
まず、クリップスタジオでトーンセットをカスタマイズする手順を紹介します。まず、「トーン」パレットを表示し、よく使うトーンを選択します。
選択したトーンを右クリックして、「カスタムトーンセットに追加」を選びます。これにより、指定したトーンがトーンセットに追加され、必要な時にすぐに表示されるようになります。トーンセット内のトーンは、頻繁に使うものだけを集めて管理することができます。
トーンの表示を絞り込むための便利な機能
クリップスタジオには、トーンを絞り込んで表示できる便利な機能もあります。例えば、「フィルター」機能を使うことで、特定の種類のトーン(例えば、ドットトーンや線画トーン)だけを表示させることができます。
フィルター機能を利用すると、トーンの種類が多すぎて選びきれないという問題を解決できます。例えば、ドットトーン(濃度の異なるものだけ)や、特定のデザインパターンだけを表示するように設定できます。
基本のドットトーンを表示させる設定
多くのユーザーが求める、基本のドットトーン(濃度違い)のみを表示させる方法についても解説します。
「トーン」パレットを開き、トーンの種類をドットトーンに絞り込みます。その後、表示されるトーンの中から「濃度」の違いだけを表示するように設定を変更することができます。この設定により、作業中に不要なトーンを非表示にし、必要なトーンだけを簡単に呼び出せるようになります。
トーン管理をもっと効率化するためのTips
トーンを効率よく管理するためには、定期的にトーンセットの整理を行うことが重要です。作業中に使わないトーンや不要なトーンは非表示にすることで、作業スペースがすっきりします。
また、トーンの種類ごとにフォルダ分けして管理することもおすすめです。例えば、「線画トーン」、「背景トーン」、「ドットトーン」などに分けることで、作業時に必要なトーンをすぐに見つけやすくなります。
まとめ
クリップスタジオでは、トーンが多すぎて選びきれない場合でも、トーンセットのカスタマイズやフィルター機能を駆使することで、必要なトーンだけを効率よく表示させることが可能です。基本のドットトーンやよく使うトーンを絞り込むことで、作業がスムーズに進み、時間の節約にも繋がります。作業効率を上げるために、自分の使いやすい設定を見つけてみましょう。


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