Office 365をインストールした後に、ExcelやOutlookを開くと依然としてOffice 2019が起動してしまうという問題に直面することがあります。特に、2019をアンインストールしたにもかかわらず、古いバージョンが起動する現象に困っている方も多いです。本記事では、この問題を解決するための方法を紹介します。
Office 365と2019の共存問題
Office 365をインストールした際、古いバージョンのOffice(2019など)が自動的にアンインストールされていない場合、アプリケーションが混在してしまうことがあります。そのため、実際には2019が残っており、Office 365が正しく認識されないことがあります。これにより、ExcelやOutlookなどを起動すると、2019が優先的に起動してしまいます。
また、Office 365のインストール時に表示されるエラーメッセージやインストールの設定も影響する場合があります。これにより、最終的に正しいバージョンのアプリケーションが起動しないことがあります。
解決方法:残ったOffice 2019を完全にアンインストールする
まず最初に試すべきは、Office 2019がまだシステムにインストールされているかどうかの確認です。コントロールパネルからインストールされたプログラムを確認しても「Office 365」しか表示されていない場合でも、バックグラウンドで2019が残っていることがあります。
その場合、以下の手順で完全にアンインストールを試みてください。
- 「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」を開き、Office 2019がインストールされているか確認。
- もしまだ表示されていれば、「アンインストール」オプションを選択して、完全に削除します。
- また、Microsoftの公式アンインストーラー「Office Uninstall Tool」を利用することで、残留ファイルを完全に削除することもできます。
Office 365のインストールを再確認する
Office 2019を完全にアンインストールした後、Office 365のインストールを再確認します。もし、インストールが正常に完了していない場合は、再インストールを行う必要があります。インストール時には、「管理者として実行」を選択し、管理者権限でインストールを行うことで、インストールに必要なすべての設定が正しく行われます。
インストール後は、必ずPCを再起動して、設定が適切に反映されるようにします。
デフォルトのアプリケーション設定を確認する
もし、上記の手順を試しても問題が解決しない場合、デフォルトのアプリケーション設定を確認します。Windowsでは、ExcelやOutlookを開いた際に自動的に起動するアプリケーションが設定されています。以下の手順で、デフォルトのアプリをOffice 365に設定します。
- 「設定」>「アプリ」>「既定のアプリ」を開きます。
- 「Excel」や「Outlook」など、該当するアプリケーションをOffice 365のものに変更します。
- これにより、ExcelやOutlookを開く際に正しいバージョンが起動するようになります。
まとめ
Office 365をインストールした後に2019が起動してしまう問題は、Office 2019が残っていることが原因であることが多いです。Office 2019を完全にアンインストールし、Office 365を再インストールすることで、正しいバージョンのアプリケーションが起動するようになります。また、デフォルトのアプリ設定を確認することも重要です。これらの手順を試して、問題を解決しましょう。

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