TotalSpaces2インストール時のSystem Integrity Protectionを無効化する方法

Macintosh(Mac)

iMacのOSX El Capitan(10.11.6)でTotalSpaces2をインストールしようとすると、「System Integrity Protection requires System Integrity Protection to be turned off for installation」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、macOSのセキュリティ機能「System Integrity Protection(SIP)」が原因で、TotalSpaces2などの一部のアプリケーションがインストールできないことがあるためです。この記事では、SIPを無効化する方法を紹介します。

System Integrity Protectionとは?

System Integrity Protection(SIP)は、macOSのセキュリティ機能で、システムの重要な部分を保護するために、ユーザーやアプリケーションがシステムファイルやプロセスにアクセスするのを制限します。この機能は、通常、システムの安全性を高めるために有効にされていますが、一部のアプリケーションをインストールする際には問題を引き起こすことがあります。

SIPを無効にする手順

TotalSpaces2をインストールするためには、SIPを一時的に無効にする必要があります。以下の手順で無効化できます。

  1. Macを再起動し、再起動中に「Command + R」を押してリカバリーモードに入ります。
  2. リカバリーモードに入ったら、メニューバーから「ユーティリティ」>「ターミナル」を選択します。
  3. ターミナルウィンドウが開いたら、次のコマンドを入力してEnterを押します。
  4. csrutil disable
  5. コマンドを実行したら、Macを再起動します。

これでSIPが無効になり、TotalSpaces2をインストールする準備が整いました。

インストール後にSIPを再有効化する方法

インストールが完了したら、セキュリティのために再度SIPを有効にすることをお勧めします。以下の手順でSIPを再有効化できます。

  1. 再度、Macをリカバリーモードで起動します。
  2. ターミナルを開き、次のコマンドを入力してEnterを押します。
  3. csrutil enable
  4. 再起動して、SIPが有効になっていることを確認します。

まとめ

TotalSpaces2のインストール時に発生する「System Integrity Protection requires System Integrity Protection to be turned off for installation」というエラーメッセージは、macOSのセキュリティ機能「System Integrity Protection(SIP)」が原因です。SIPを無効化することで、問題を解決し、TotalSpaces2をインストールすることができます。ただし、インストール後は再度SIPを有効にすることをお勧めします。

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