MacBookでScratchを使用している際に、誤って録音の許可を「しない」に設定してしまい、録音ができなくなる問題は多くのユーザーが経験しています。特に、scratch.mit.eduで録音を開始しようとすると、「内容録音を開始できません」と表示される場合があります。この記事では、MacBookで録音の許可を再設定し、録音機能を正常に利用できるようにする方法を解説します。
録音許可が誤って「しない」に設定された場合
録音機能が動作しない場合、まず最初に考えられる原因は、ブラウザやシステムの設定で録音の許可が「しない」に設定されていることです。この場合、許可設定を再確認し、適切に変更する必要があります。
1. MacBookのシステム設定を確認する
まず、MacBookのシステム設定でマイクの使用許可を確認します。以下の手順で確認できます。
- 「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」を選択。
- 「マイク」タブをクリックし、録音を許可したいアプリ(SafariやChromeなど)が選択されているか確認します。
- 該当アプリにチェックを入れ、録音を許可します。
これで、MacBookのシステムでマイクのアクセス許可が確認されます。
ブラウザの設定を確認する
次に、使用しているブラウザで録音の許可設定を確認します。多くのブラウザでは、初めてマイクを使用する際に録音の許可を求めるポップアップが表示されます。もしその時に「許可しない」を選んでしまった場合、設定を手動で変更する必要があります。
1. Safariの設定を確認する
Safariで録音機能を使用するには、次の手順でマイクの許可設定を行います。
- Safariを開き、Scratchのページを表示。
- URLバーの左側にある鍵アイコンをクリック。
- 「マイク」を選択し、「許可」を選びます。
これで、Safariがマイクを使用できるようになります。
2. Google Chromeの設定を確認する
Google Chromeを使用している場合は、以下の手順でマイクの設定を変更できます。
- Chromeを開き、Scratchのページを表示。
- URLバーの左側にある「ロック」アイコンをクリック。
- 「マイク」を「許可」に設定します。
この設定で、Google Chromeがマイクを使用できるようになります。
録音の設定が再度反映されない場合の対処法
設定を変更しても録音ができない場合、ブラウザやMacBookの設定がまだ完全に適用されていない可能性があります。次の手順を試してみましょう。
1. ブラウザを再起動する
設定を変更した後、ブラウザを再起動することで、設定が正しく反映されることがあります。再起動後、もう一度録音を試してみてください。
2. システムの再起動を試す
システム設定やブラウザの設定を変更した後でも問題が解決しない場合は、MacBookを再起動してみましょう。再起動後に、変更した設定が反映されることがあります。
まとめ
MacBookでScratchの録音機能が動作しない場合、マイクのアクセス許可が原因であることが多いです。システム環境設定やブラウザの設定を確認し、必要に応じて変更を行うことで、録音機能を正常に使えるようになります。もし問題が解決しない場合は、ブラウザやシステムの再起動を試みて、再度録音機能を確認しましょう。


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