ExcelのSUMIF関数で条件なしの時に空白を表示する簡単な方法

ExcelでSUMIF関数を使って合計を算出する際、条件に一致しない場合に0ではなく空白を表示したい場合があります。この記事では、SUMIF関数を使用し、条件なしの場合に空白を表示する簡単な方法を解説します。

SUMIF関数を使った場合の問題

質問者さんが直面している問題は、SUMIF関数で合計を算出する際、条件に一致しない場合に「0」が表示されることです。これを解決するために、IF関数を組み合わせて「0」を空白に変える方法が提案されていますが、式が長くなりすぎてしまうことが悩みの種となっています。

通常、SUMIF関数では条件に一致するデータがない場合、「0」が返されますが、これはExcelの標準的な挙動です。もし0を空白にしたい場合、通常はIF関数で条件をチェックして空白を表示させます。

簡単に空白を表示する方法

質問者が求めているのは、IF関数を使わず、より簡潔な方法で「条件なしで空白を表示する」方法です。実は、SUMIF関数を使った後にIF関数を組み合わせることなく、簡単に空白を表示することができます。

代わりに、次のような簡単な式を使用できます。

=IF(SUMIF($B$10:$B$200, 14, $L$10:$L$200) + SUMIF($B$10:$B$200, 14, $Y$10:$Y$200) = 0, "", SUMIF($B$10:$B$200, 14, $L$10:$L$200) + SUMIF($B$10:$B$200, 14, $Y$10:$Y$200))

この式では、条件に一致する合計値が0の場合は空白を返し、それ以外の場合には合計を表示します。

さらに簡単にする方法

もし上記の式がまだ少し長いと感じる場合、次の方法も考えられます。

=IF(SUMIFS($L$10:$L$200, $B$10:$B$200, 14) + SUMIFS($Y$10:$Y$200, $B$10:$B$200, 14) = 0, "", SUMIFS($L$10:$L$200, $B$10:$B$200, 14) + SUMIFS($Y$10:$Y$200, $B$10:$B$200, 14))

SUMIFよりもSUMIFS関数を使用することで、条件を簡潔に指定でき、結果として計算式も短くなります。

まとめ

ExcelでSUMIF関数を使って条件に一致しない場合に空白を表示したい場合、IF関数を組み合わせる方法が一般的ですが、少し手間がかかることがあります。簡単に空白を表示する方法として、IF関数とSUMIFを組み合わせた式を使うと、条件が満たされない場合に空白を表示できます。また、SUMIFS関数を使うことで、さらに簡潔な式にすることができます。