Macでプロキシ経由でインターネット接続を行っているのに、IPアドレスが変わらないという問題は、設定ミスや特定の設定が影響している場合があります。この記事では、プロキシ設定後にIPアドレスが変わらない理由と、それに対する解決方法について解説します。
プロキシ設定後にIPが変わらない理由
まず、プロキシ設定をしているにも関わらずIPアドレスが変わらない理由の一つとして、設定したプロキシが正しく動作していないことが考えられます。システム設定>ネットワーク>プロキシ設定でWebプロキシにチェックを入れ、アドレスとポートを入力している場合でも、適切な認証や接続の確認ができていないと、プロキシが機能しないことがあります。
また、プロキシ設定が「自動プロキシ検出」である場合、Macが正しくプロキシを検出していない可能性もあります。これにより、プロキシ経由で接続されず、通常のインターネット接続が使用されてしまうこともあります。
プロキシ設定の確認と見直し
プロキシ設定が正しく機能していない場合、まずプロキシの設定を再確認しましょう。特に以下の点を確認します。
- プロキシアドレスとポート番号が正しいか
- プロキシサーバーの認証が必要な場合、ユーザー名とパスワードが正しく設定されているか
- 「自動プロキシ検出」を無効にし、手動設定での確認を行う
これらの設定を見直し、再度試してみてください。
プロキシサーバーの種類と影響
使用しているプロキシサーバーが適切でない場合も、IPアドレスが変更されない原因となることがあります。プロキシサーバーには、大きく分けて「HTTPプロキシ」や「SOCKSプロキシ」などがありますが、それぞれのプロキシはインターネット接続に与える影響が異なります。
例えば、HTTPプロキシではWebトラフィックのみに影響しますが、SOCKSプロキシでは、より広範囲なトラフィックに対応するため、異なる設定が必要です。使用するプロキシサーバーの種類に応じて、Macの設定を調整する必要があります。
IPアドレス変更を確認する方法
プロキシ経由で接続しているかどうかを確認する方法としては、インターネット上のIPアドレス確認サイトを利用することができます。プロキシを設定した後、以下の手順で確認できます。
- プロキシ設定を確認・修正した後、Macを再起動する
- 「https://www.whatismyip.com」などのIP確認サイトにアクセスし、表示されるIPアドレスを確認する
- プロキシ経由で接続できていれば、表示されるIPがプロキシサーバーのものに変わっているはずです
もしこれでもIPアドレスが変わらない場合は、プロキシ設定が正常に機能していない可能性が高いです。
まとめ
Macでプロキシ経由で接続しているにも関わらず、IPアドレスが変わらない場合は、プロキシ設定が正しく行われていない可能性があります。設定を再確認し、プロキシの種類や設定方法を見直すことが重要です。また、インターネット接続を確認する際は、IPアドレス確認サイトを利用して、プロキシ経由で接続されているかどうかを確認してください。


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