ノートパソコンを使用していると、電源オフ時でもUSBポートに給電されることがあります。特に、USBデバイスを接続しているときなど、電源オフ後も給電が続くことがあるため、これをオフにしたいという方も多いでしょう。この記事では、Acer Nitro AN515-52を例に、USB給電をオフにする方法を解説します。
USB給電の問題とは
多くのノートパソコンでは、電源オフ時でもUSBポートに電力が供給される設計になっています。これは、外部デバイスの充電やPCの復旧作業などを行うためです。しかし、時にはこれが不要で、特に夜間や長時間の使用後に電力の無駄を避けたいと思う場合もあります。
そのため、USB給電をオフにする方法を探す方も多く、特にAcer Nitro AN515-52のようなゲーミングノートパソコンでこれを管理する方法は重要です。
BIOSでの設定方法
Acerのノートパソコンでは、USB給電の設定をBIOSで変更することができます。BIOS設定にアクセスする方法は以下の通りです。
- 1. パソコンの電源を入れたら、すぐに
キーを押してBIOS設定画面に入ります。 - 2. BIOS設定画面に入ったら、Advancedタブを選択します。
- 3. その中に「USB Configuration」オプションがあるはずです。そこを選択します。
- 4. 「USB Charging」または「ErP Ready」など、USBポートの給電に関する設定項目を探し、「Disabled」に設定します。
- 5. 設定後、保存してBIOSを終了し、パソコンを再起動します。
これで、PCが電源オフ時にUSBポートへの給電を停止する設定が完了します。
それでも解決しない場合
もしBIOSの設定変更後もUSB給電が続く場合、以下の追加の方法を試してみてください。
- 1. デバイスマネージャーを開き、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」内の各USBデバイスを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 2. 「電源の管理」タブで、「コンピューターがこのデバイスの電源をオフにして、電力を節約できるようにする」のチェックを外します。
- 3. この設定を行った後、再起動して確認します。
まとめ
Acer Nitro AN515-52のようなノートパソコンでUSB給電をオフにするためには、BIOS設定を変更することが有効です。特に「USB Charging」や「ErP Ready」設定を無効にすることで、電源オフ時にUSBポートからの給電を停止できます。これで不要な電力消費を防ぎ、より効率的にパソコンを使用できます。それでも解決しない場合は、デバイスマネージャーでの設定変更も試してみてください。
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