Termiusとtmuxを活用してVPS上でコードを24時間実行し続ける方法

Linux系

VPS上で長時間実行するコードをTermiusを使って管理する際、ローカルPCを閉じても処理が停止しないようにするための方法について解説します。

tmuxとは?

tmuxは、ターミナルマルチプレクサと呼ばれるツールで、1つのターミナルセッション内で複数の仮想端末を管理できます。これにより、長時間実行するプロセスをバックグラウンドで実行し、SSHセッションが切断されても処理を継続できます。

tmuxセッションの開始方法

VPSにSSHでログイン後、以下のコマンドでtmuxセッションを開始します。

tmux

セッション内で実行したいコマンドを入力し、処理を開始します。

tmuxセッションからの切り離しと再接続

処理をバックグラウンドで継続させるため、tmuxセッションから切り離します。

Ctrl + b を押し、その後 d を押す

これでセッションから切り離され、処理はバックグラウンドで実行され続けます。再度セッションに接続するには。

tmux attach

を実行します。

Termiusでの注意点

Termiusはモバイルデバイスでも使用可能ですが、iOSやiPadOSではアプリがバックグラウンドに移行すると接続が切断されることがあります。これを防ぐためには、Termiusの設定でロケーション追跡を有効にするか、iPadの場合はスプリットビューを利用してTermiusを常に前面に表示することが推奨されます。

まとめ

VPS上で長時間実行するコードをTermiusとtmuxを組み合わせて管理することで、ローカルPCの状態に関係なく処理を継続できます。特にモバイルデバイスでの使用時は、Termiusの設定を適切に行い、接続の維持に注意してください。

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