MacでUSBメモリから起動できない問題の解決方法と内部ハードディスクのフォーマット方法

Macintosh(Mac)

最近のMacでは、USBメモリから起動できない問題が発生することがあります。この問題が原因で、内部ハードディスクをフォーマットしたり、macOSのアップグレードができない場合があります。今回は、USBメモリでの起動問題の原因と、その解決方法について解説します。

1. MacでUSBメモリから起動できない原因とは?

まず、USBメモリからMacを起動できない原因として、いくつかの可能性が考えられます。一般的には、次の要因が関係しています。

  • セキュアブート設定:最新のMacでは、セキュアブート機能が有効になっているため、外部メディアからの起動が制限されていることがあります。
  • USBメモリのフォーマット:USBメモリがMacに適したフォーマット(exFATやMac OS拡張など)でない場合、起動ディスクとして認識されません。
  • 起動ディスクの設定ミス:起動ディスクの設定が正しく行われていない場合、USBメモリからの起動が失敗することがあります。

2. MacでUSBメモリから起動するための設定方法

USBメモリからMacを起動するためには、いくつかの設定を確認する必要があります。以下の手順を試してみてください。

  • セキュアブートの無効化:Macの「システム環境設定」から「起動ディスク」を選択し、セキュアブートを無効にする設定を行います。また、AppleのM1チップ搭載Macでは、リカバリーモードで「セキュリティユーティリティ」を開き、セキュアブートを無効にすることができます。
  • USBメモリのフォーマットを確認:USBメモリがMacに適したフォーマットになっているか確認します。もし、別の形式でフォーマットされている場合は、Macで使用できる形式(exFATやMac OS拡張)に再フォーマットしてください。
  • 起動ディスクの設定:Macの「システム環境設定」から「起動ディスク」を選び、USBメモリを選択します。次に、再起動してUSBメモリからの起動を試みてください。

3. macOSのインストールと内部ハードディスクのフォーマット方法

USBメモリからMacを起動し、内部のハードディスクをフォーマットする方法を説明します。

  • macOSインストーラーを用意:まず、macOSのインストールをUSBメモリに入れます。Mac App Storeから最新のmacOSをダウンロードし、インストーラーをUSBメモリに作成します。
  • ディスクユーティリティでハードディスクをフォーマット:インストール時、リカバリーモードで「ディスクユーティリティ」を開き、内部ハードディスクを選択して「消去」を選びます。フォーマット形式を「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」に設定して、ディスクをフォーマットします。
  • macOSのインストール:フォーマットが完了したら、インストーラーを使用してmacOSをインストールします。

4. まとめと補足

MacでUSBメモリから起動できない問題は、設定やフォーマット、セキュアブートなどが関係しています。これらの手順を実行すれば、USBメモリからの起動が可能になり、内部ハードディスクのフォーマットやmacOSのインストールがスムーズに進むはずです。適切な設定を行い、必要な作業を進めてください。

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