Excel 2019でXLOOKUPの代わりに使用するインデックスマッチの方法

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Excel 2021ではXLOOKUP関数を使って簡単にデータの検索と一致する値の取得ができますが、Excel 2019にはXLOOKUPがサポートされていません。この記事では、Excel 2019でXLOOKUPの代わりに使えるインデックスマッチ関数を使った方法について解説します。

XLOOKUP関数とは

XLOOKUPは、Excel 2021以降で使用可能な関数で、検索したい値を基に、複数の範囲から一致するデータを取得できます。特に、IFNA関数と組み合わせて使うことで、エラーを回避しながらデータの検索ができます。

Excel 2019でインデックスマッチを使う方法

Excel 2019ではXLOOKUPが使えないため、代わりに「インデックス」と「マッチ」関数を組み合わせて使用します。これにより、XLOOKUPと同じようなデータ検索機能を実現できます。

インデックス関数

インデックス関数は、指定した範囲の中から特定の行と列に対応するデータを返します。書式は以下の通りです。

=INDEX(範囲, 行番号, [列番号])

マッチ関数

マッチ関数は、指定した範囲から検索値に一致する位置を返します。書式は以下の通りです。

=MATCH(検索値, 検索範囲, [一致の種類])

式の作成方法

質問で示されたXLOOKUPの式を、Excel 2019用にインデックスマッチ関数に変換する方法は以下の通りです。

=IFNA(INDEX($N$2:$AA$2, MATCH(AI9, $N$3:$AA$3, 0)), INDEX($N$5:$AA$5, MATCH(AI9, $N$6:$AA$6, 0)))

この式では、まずAI9に入力された番号を基に、N列からAA列の範囲で番号を検索し、対応する名前を取得します。エラーが発生した場合は、別の範囲を参照して再度検索を行います。

インデックスマッチを使う利点

インデックスマッチ関数を使用することで、XLOOKUPにない柔軟なデータの検索やエラー処理が可能になります。特に、XLOOKUPでは範囲を直接指定するだけですが、インデックスマッチを使うと複数の範囲やデータの検索方法を細かく設定できます。

まとめ

Excel 2019ではXLOOKUPを使用することができませんが、インデックスマッチ関数を活用することで同じような機能を実現できます。手順としては、まずマッチ関数で検索値を見つけ、インデックス関数でその位置に対応するデータを返す方法を使用します。この方法で、複雑なデータ検索にも対応可能です。

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