Excelでは、セルの値に基づいて他のセルの書式を変更することができます。例えば、セル「A3」に「完了」という文字が入力された場合に、セル「B2」を赤色で塗りつぶすという条件付き書式の設定方法について解説します。
条件付き書式を使用する方法
Excelの条件付き書式機能を使うと、セルの値に応じて自動的に書式を変更することができます。ここでは、セル「A3」の値に「完了」と入力された時に、セル「B2」を赤色で塗りつぶす方法を説明します。
以下の手順で設定できます。
- 「B2」セルを選択します。
- 「ホーム」タブの「条件付き書式」ボタンをクリックします。
- 「新しいルール」を選択し、「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選びます。
- 数式の入力欄に、次の数式を入力します:
=A3="完了"
これで、セル「A3」に「完了」と入力すると、自動的にセル「B2」が赤色で塗りつぶされます。
条件付き書式の数式の詳細
上記の数式「=A3=”完了”」は、セル「A3」の値が「完了」であるかどうかをチェックしています。もし「完了」が入力されていれば、その条件を満たすので、「B2」セルの書式が変更されます。
この方法は、文字列や数値、日付など、さまざまな条件に対応できます。数式を変更することで、さらに柔軟な条件設定が可能です。
複数の条件を追加する方法
複数の条件を設定することもできます。例えば、セル「A3」に「完了」と入力され、さらにセル「C3」が空白の場合に「B2」を赤色にする設定もできます。この場合、数式は以下のようになります。
=AND(A3="完了", C3="")
このように、複数の条件を組み合わせることで、より複雑な書式設定ができます。
まとめ
Excelの条件付き書式を使用すると、セルの値に基づいて他のセルの書式を動的に変更することができます。今回は「完了」という文字に基づいてセル「B2」を赤色で塗りつぶす方法を解説しました。条件を追加することで、さらに柔軟な書式設定が可能になります。作業効率を高めるためにも、ぜひ活用してみてください。


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