ピボットテーブルで集計フィールドを追加したものの、不要になった場合、ただ単に「フィールドの削除」をするだけでは、ピボットテーブルの集計対象外にすることはできますが、完全にフィールドを削除して非表示にする方法が分からないこともあります。この記事では、Microsoft 365のピボットテーブルにおける集計フィールドの削除方法について詳しく解説します。
集計フィールドを削除する方法
ピボットテーブルで作成した集計フィールドを完全に削除するためには、フィールドリストの中で特定の操作が必要です。まず、通常の方法では「フィールドの削除」ボタンを使用しても、ピボットテーブルの集計対象外にはなりますが、フィールドリストに残ったままになることがあります。
以下の手順で、完全に不要な集計フィールドを削除し、ピボットテーブルから非表示にする方法を説明します。
ピボットテーブルのフィールドリストから集計フィールドを削除する手順
集計フィールドを完全に削除するには、以下の手順を試してください。
- 手順1: ピボットテーブルを選択し、右側の「ピボットテーブルフィールド」リストを表示します。
- 手順2: フィールドリストから不要な集計フィールドを探し、フィールド名を右クリックします。
- 手順3: 表示されるメニューから「削除」を選択します。
- 手順4: これで、ピボットテーブルからフィールドが完全に削除され、フィールドリストにも表示されなくなります。
集計フィールドが削除できない場合の対処法
もし集計フィールドが削除できない場合、ピボットテーブル自体がロックされているか、他の設定が影響している可能性があります。その場合、以下の方法で再度確認します。
- 手順1: ピボットテーブルを右クリックし、「ピボットテーブルのオプション」を選択します。
- 手順2: 「データ」タブを選択し、「ソースデータの更新」をクリックします。
- 手順3: 更新後、再度フィールドリストを確認し、削除したい集計フィールドを選択して削除します。
集計フィールドを非表示にする方法
集計フィールドを完全に削除せず、非表示にしたい場合もあります。その場合、以下の方法でフィールドを非表示にできます。
- 手順1: フィールドリストのフィールド名を右クリックします。
- 手順2: 「非表示」を選択すると、そのフィールドが表示されなくなります。
- 手順3: 非表示にしたフィールドは、再度表示することができます。フィールドリストの空白部分を右クリックし、「フィールドの表示」を選択して表示します。
まとめ
Microsoft 365のピボットテーブルで不要な集計フィールドを削除するには、「ピボットテーブルフィールド」リストから該当するフィールドを右クリックし、「削除」を選択するだけです。もし削除できない場合は、ピボットテーブルのオプションやソースデータの更新を確認することで解決できます。また、削除せずに非表示にする方法もあり、状況に応じて使い分けると便利です。


コメント