Nomad Sculptでモデリングしたパーツを結合し1つの塊にする方法

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Nomad Sculptでモデリングしたパーツを結合して1つの塊にしたい場合、特に内部に空洞が発生する問題が気になることがあります。このガイドでは、Nomad Sculptで作成した複数のパーツをどのように完全に結合し、空洞を防ぐ方法を説明します。スライスした際に問題が発生しないようにするためのポイントを解説します。

Nomad Sculptでのパーツ結合方法

Nomad Sculptでは、複数のパーツを結合するには「Merge」機能を使用しますが、この方法だけでは空洞が残る場合があります。以下の手順で、パーツを完全に結合する方法を紹介します。

手順1: モデルを選択して結合する

まず、結合したいパーツを選択します。複数のオブジェクトを選択した状態で、Nomad Sculptのメニューから「Merge」を選び、選択したオブジェクトを1つのパーツにまとめます。これにより、オブジェクト同士が1つに結合されますが、内部に空洞が残ることがあります。

手順2: メッシュを密にする

内部に空洞を作らず、しっかりとした1つの塊にするためには、メッシュを密にする必要があります。これには、「Remesh」機能を使用します。Remeshは、モデルのポリゴンを再生成し、均等な密度に調整します。これにより、隙間が埋まり、空洞が発生しにくくなります。

「Remesh」の設定で、適切な解像度を選んでから実行し、モデル全体を再構築します。

手順3: さらに調整する

Remesh後に、必要に応じて「Smooth」ツールを使って、表面を滑らかにすることができます。また、結合後のエッジや隙間が気になる場合は、手動で修正を加えることもできます。これにより、スムーズに1つの塊として仕上げることができます。

手順4: エクスポートして確認

最後に、Nomad Sculptで完成したモデルをエクスポートし、CHITUBOXなどのスライスソフトウェアで確認します。エクスポートしたファイルをスライスし、内部に空洞がないことを確認しましょう。

もし空洞が見つかった場合は、再度Remeshを試すか、他の修正方法を適用します。

まとめ

Nomad Sculptで複数のパーツを結合して1つの塊にするには、「Merge」と「Remesh」の機能を活用し、空洞が残らないように調整することが重要です。エクスポート後にも確認を怠らず、スムーズにスライスできるように仕上げていきましょう。

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