RJ-45プラグのA接続とB接続を確認する方法

LAN

既に両端にRJ-45プラグが付いているCat6LANケーブルで、A接続とB接続のどちらになっているか確認したい場合、特にプラグが透明でなく内部の配線が見えない場合に悩むことがあります。この記事では、接続方式を確認するための方法や注意点について解説します。

1. A接続とB接続の違いについて

まず、A接続とB接続の違いについて簡単に説明します。RJ-45の配線には、A接続とB接続という2つの標準があります。これらの違いは、配線の順番にありますが、どちらを使用しても性能には差はないため、どちらを使用するかは任意です。ただし、接続端の規格が一致していないと通信ができないため、両端で同じ接続規格を使用する必要があります。

A接続は「1番端子にオレンジ色の配線」を基準にした接続方式で、B接続は「1番端子にオレンジ/白の配線」を基準にした方式です。

2. 接続方式を確認する方法

現在のLANケーブルがA接続かB接続かを確認するには、ケーブルの一端を切断して、内部の配線順序を確認する方法が最も確実です。透明なプラグを使っていても、ケーブルの内部の配線順序を確認すれば、A接続かB接続かを判別できます。

切断後、ケーブルの色の順番を見て、A接続かB接続かを確認してください。A接続の場合、オレンジ色の配線が1番端子に、B接続の場合はオレンジ/白の配線が1番端子に来るはずです。

3. ケーブルテスターで確認する方法

ケーブルテスターを持っている場合、テスターを使って配線の接続状態を確認することもできます。テスターを使うことで、誤ってクロス接続されていないかも同時に確認できます。

テスターを使う場合、両端のRJ-45プラグをテスターに接続し、正常に接続されているか、またA接続とB接続が一致しているかをテストします。もしクロス接続が必要であれば、その状態も確認できるため、特に注意してテストを行いましょう。

4. クロス接続を避ける方法

クロス接続(crossover connection)は、通常、異なるタイプの機器(例えば、PCとPC、スイッチとルーターなど)を直接接続するために使用されます。通常のネットワーク接続には、ストレートケーブル(両端が同じ配線順)が必要です。

クロス接続を避けるために、A接続とB接続の違いを理解し、必ず両端を同じ接続方式に合わせることが重要です。ケーブルのプラグを切断して接続を再設定する場合、配線順に注意して行いましょう。

まとめ

RJ-45プラグのA接続とB接続を確認するには、ケーブルを切断して内部の配線順序を確認するか、ケーブルテスターを使用してテストすることが最も確実な方法です。接続がクロスしないように注意し、正しい接続方式を使用することが、安定したネットワーク通信を実現するためには重要です。

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