DaVinci Resolveで顔にモザイク処理を一本通して行う方法|トラッキングとクリップの結合の問題を解決

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DaVinci Resolveで顔にモザイク処理を行う際、複数のクリップにまたがって処理を行うと、モザイクが切れてしまったり、トラッキングがうまくいかない問題が発生することがあります。この記事では、顔のモザイク処理を一本通して行う方法と、トラッキングやクリップの結合に関する問題の解決方法を解説します。

顔のモザイク処理を一本通して行う方法

複数のクリップにまたがる顔のモザイク処理を一本通して行うには、いくつかの方法があります。基本的な流れとしては、モザイク処理を適用するための「調整クリップ」を使い、モザイクを一度適用したら、それをすべてのクリップに適用する方法が効果的です。

まず、モザイク処理を行いたい動画の上に新しい「調整クリップ」を作成し、その上にモザイク処理を適用します。その後、調整クリップをすべてのクリップにまたがるように配置します。この方法を使用することで、モザイクが途中で切れず、すべてのクリップに同じモザイクを適用できます。

トラッキングを使って顔にモザイクを適用する方法

次に、モザイク処理を顔に合わせて動かすために「トラッキング」を使う方法を説明します。DaVinci Resolveでは、トラッキング機能を使用して、顔を追跡し、その動きに合わせてモザイクを適用することができます。

まず、カラーページに移動し、顔を追跡するための「ウィンドウ」を作成します。このウィンドウを顔の上に配置し、トラッキングを開始します。トラッキングが完了した後、モザイク処理をそのウィンドウに適用することで、顔の動きに合わせてモザイクが追従します。

クリップの結合に関する問題を解決する方法

「選択したクリップは片側のフレームがソースフレームと隣接するフレームでないため結合できません」というエラーメッセージが表示される場合、クリップのタイムライン上での配置に問題がある可能性があります。結合したいクリップが隣接していないと、結合操作が行えません。

この問題を解決するためには、クリップの間に余分なフレームや隙間がないかを確認し、隣接するようにクリップを配置する必要があります。場合によっては、タイムライン上でクリップをドラッグして隙間を取り除くと、問題が解決することがあります。

モザイク処理を適用するための注意点

モザイク処理を顔に適用する際の注意点として、以下の点を確認してください。

  • モザイクの適用範囲: 顔全体にモザイクを適用する場合、ウィンドウサイズや位置が適切であることを確認しましょう。
  • トラッキングの精度: トラッキング機能を使用する際には、顔の動きに合わせてトラッキングの精度を高めることが重要です。トラッキングが不安定な場合、モザイク処理がうまく適用されないことがあります。
  • 調整クリップの利用: 複数のクリップにまたがる場合、調整クリップを使うことで、すべてのクリップに均一なモザイク処理を適用できます。

まとめ

DaVinci Resolveで顔にモザイク処理を一本通して行うには、調整クリップを使い、トラッキング機能を駆使して顔の動きに合わせてモザイクを適用する方法が効果的です。また、クリップの結合やタイムラインの配置を適切に行うことで、モザイクが途中で切れることなく、スムーズに処理を行うことができます。これらの方法を試すことで、編集作業がスムーズに進むでしょう。

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