Word, Excel, PowerPointで入力補完機能を元に戻す方法:自動入力の設定解除方法

Office系ソフトウェア

Word、Excel、PowerPointで「指定した内容が入力されると、それに続けて指定した言葉が自動で入力される」という機能が有効になった場合、便利ではありますが、設定を忘れてしまったり元に戻せなくなることがあります。この記事では、その設定を解除する方法と、再設定する手順を解説します。

自動入力設定の基本:オートコレクト機能の活用

この自動入力は、Microsoft Officeの「オートコレクト」機能によって実現されています。この機能では、特定の文字列を入力したときに、あらかじめ設定した文字列に自動的に置き換えることができます。たとえば、「鈴木」を入力すると「株式会社鈴木」に変わるように設定できます。

もしこの機能が有効になっていて、それを解除したい場合は、設定を見直す必要があります。以下では、その解除方法を紹介します。

オートコレクト機能の解除方法

Word、Excel、PowerPointのすべてで共通する設定解除方法をご紹介します。オートコレクト設定を解除することで、入力内容に続けて自動で指定された言葉が入力される問題を解消できます。

1. Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)を開きます。
2. [ファイル] > [オプション] を選択し、オプションメニューを開きます。
3. [校正] をクリックし、その中の [オートコレクトのオプション] ボタンをクリックします。

オートコレクトの設定を確認・変更する

オートコレクトの設定ウィンドウが表示されたら、現在登録されている置き換え設定を確認できます。自動入力されている単語のリストが表示され、そこから不要な設定を削除することができます。

1. 「入力した文字列」と「自動的に置き換える文字列」のリストが表示されるので、必要ないものを選択して [削除] ボタンをクリックします。
2. 設定を変更したら、[OK] をクリックして変更を保存します。

問題が解決しない場合の確認項目

オートコレクトの設定を解除しても問題が解決しない場合、次の点を確認してください。

1. 変換候補に登録されていないか、他の補完機能が有効になっていないか確認しましょう。
2. キーボードの設定(日本語入力ソフトなど)で、ユーザー辞書に不必要な入力補完が設定されている場合もあります。これを解除することで問題が解決する場合があります。

まとめ:自動入力の設定解除方法

「指定した内容が入力されると、それに続けて指定した言葉が自動で入力される」機能は、便利である一方で設定を忘れてしまうこともあります。オートコレクト機能を解除すれば、再度自分の入力に応じた補完が行われることなく、文字通り入力したものだけが反映されるようになります。

設定解除後も問題が解決しない場合は、他の設定項目や辞書登録を確認することが重要です。これらの方法を試して、自分に合った設定を見つけましょう。

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