Windows 10を使っていると、「サービス→スタートアップの種類」がグレーアウトして変更できないという問題に直面することがあります。この記事では、その問題を解決するための手順を解説します。
1. 管理者権限で「サービス」を開く
まず、サービスを管理者権限で開いてみましょう。これにより、設定を変更できるようになる場合があります。以下の手順で行います。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「コンピュータの管理」を選択
- 「サービスとアプリケーション」→「サービス」を選択
- 右クリックで「管理者として実行」を選んでサービス画面を開く
これで、サービスの設定が変更可能になるかもしれません。
2. グループポリシーエディタを確認
グループポリシーエディタが原因でサービスのスタートアップの種類が変更できない場合があります。以下の手順で設定を確認してください。
- 「Windowsキー + R」を押して「gpedit.msc」を入力し、Enterキーを押します。
- 「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」→「サービス」を選択
- 「サービスの管理」を確認し、設定を調整します
グループポリシーが原因である場合、これで変更できるようになる可能性があります。
3. サービスの依存関係を確認
一部のサービスは、他のサービスが正常に動作することを前提としており、そのサービスが停止しているとスタートアップの設定が変更できないことがあります。これを確認するためには、以下の手順を行います。
- 「サービス」画面で、問題が発生しているサービスを右クリックし、「プロパティ」を選択
- 「依存関係」タブを確認し、関連するサービスが動作しているか確認
関連するサービスが停止している場合は、必要なサービスを起動してから再度試してみてください。
4. システムの復元を試す
上記の手順で解決しない場合、システムの復元を試みることも一つの方法です。システム復元を行うことで、問題が発生する前の状態に戻すことができます。以下の手順でシステム復元を行います。
- 「スタート」メニューから「コントロールパネル」を開き、「回復」を選択
- 「システムの復元」をクリックし、指示に従って復元を行います
システム復元を行った後、再度サービスの設定を確認してみてください。
まとめ
Windows 10で「スタートアップの種類」がグレーアウトして変更できない場合、管理者権限での操作やグループポリシーエディタの設定、サービスの依存関係を確認することが解決策となります。それでも解決しない場合は、システムの復元を試みることも検討しましょう。これらの方法で問題を解決し、再度サービスの設定を変更できるようになることを願っています。


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