MacBook Proを使用していると、特にOSのアップデート後に、インターネット接続は正常でもSafariやGoogle Chromeで「インターネットに接続されていません」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、一部のアカウントで発生し、他のアカウントでは問題なく動作する場合もあります。この記事では、この問題を解決するための方法を詳しく解説します。
1. 設定の確認とリセット
最初に確認すべきことは、ネットワーク設定です。Macの設定で、ネットワークが正しく構成されているか、プロキシ設定が正しくないかを確認しましょう。以下の手順で確認できます。
- システム環境設定を開き、「ネットワーク」を選択します。
- 接続されているネットワークを確認し、もし問題があれば、「詳細」からプロキシ設定を確認し、リセットします。
2. DNS設定の変更
DNSサーバーが原因でインターネット接続に問題が発生することがあります。DNS設定を変更することで、インターネット接続が正常になる場合があります。Googleの無料DNS(8.8.8.8、8.8.4.4)を試してみましょう。
- 「システム環境設定」 > 「ネットワーク」 > 「詳細」 > 「DNS」を選択。
- 「+」ボタンをクリックして、8.8.8.8と8.8.4.4を入力し、設定を保存します。
3. SafariとGoogle Chromeの設定確認
SafariやGoogle Chromeがインターネットに接続できない場合、ブラウザの設定に問題がある可能性もあります。これを解決するために、以下のことを試してみましょう。
- Safariのキャッシュをクリアする:「Safari」 > 「履歴」 > 「履歴を消去」。
- Google Chromeのキャッシュをクリアする:「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「閲覧履歴データの削除」から、キャッシュされた画像やファイルを削除します。
4. macOSのアップデートを確認
macOSのアップデートによって、ネットワーク関連の問題が解決されることがあります。もし、アップデートが提供されている場合、最新のバージョンにアップデートすることで問題が解消することがあります。
- 「システム環境設定」 > 「ソフトウェアアップデート」から最新のアップデートを確認し、適用します。
5. ユーザーアカウントの問題
もし、同じPCで異なるアカウントでインターネット接続に問題がない場合、そのアカウントの設定に問題がある可能性があります。新しいユーザーアカウントを作成し、そのアカウントでネットワークに接続できるかを試してみてください。新しいアカウントでも同じ問題が発生する場合は、他の原因が考えられます。
6. まとめ
「インターネットに接続されていません」というエラーメッセージが表示される場合は、ネットワーク設定、DNS設定、ブラウザの設定、macOSのアップデートなどを確認し、必要な修正を行いましょう。また、ユーザーアカウントに関連する問題も解決方法の一つです。上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、Appleサポートに問い合わせて、さらなるサポートを受けることをお勧めします。


コメント