Wordで文字を入力した際に、実線や点線、青塗りが表示されて困っている方へ。このような問題は通常の動作ではないため、原因を特定し解決方法を知ることが重要です。この記事では、Windows 10のWordで発生するこの現象を解決する方法をご紹介します。
1. 問題の原因とは
実線や点線、青塗りが文字に表示される現象は、通常の文書作成時には発生しない不具合です。この問題は、主に「文字の強調表示」や「修正履歴」など、文書校正の設定や編集設定によるものです。また、Wordの一部機能が誤作動している場合にも起こりえます。
特に、Wordのスペルチェックや文書校正機能が自動でオンになっていると、これらの不具合が発生することがあります。
2. 解決策1: 「修正履歴」の確認と無効化
まずは、Wordの修正履歴機能が有効になっているか確認しましょう。修正履歴がオンになると、変更が記録され、実線や点線で強調表示されることがあります。
修正履歴を無効化するには、以下の手順を試してください。
- Wordを開き、上部メニューの「レビュー」をクリック
- 「変更履歴」の項目を探し、修正履歴を「なし」に設定
- 設定が完了したら、文書を保存し再度確認
3. 解決策2: スペルチェックの設定を見直す
スペルチェック機能が原因で青塗りが表示されることもあります。設定を確認してみましょう。
スペルチェックを無効化する方法は以下の通りです。
- 「ファイル」メニューを開き、「オプション」を選択
- 「文章校正」を選び、「スペルチェックと文法チェックのオプション」をクリック
- 「文法エラーを自動的にチェック」をオフにする
- これで青塗りの現象が解消されるか確認します
4. 解決策3: 文字の書式設定をリセット
もし上記の方法で解決しない場合、文書の書式設定が原因の可能性があります。書式設定が変更されていると、文字に不具合が現れることがあります。
書式設定をリセットするには、以下の手順を実行してください。
- 対象の文字を選択
- 「ホーム」タブから「クリア書式」をクリック
- 書式設定がリセットされ、正常に表示されるか確認
まとめ
Wordで実線や点線、青塗りが表示される問題の解決方法には、修正履歴やスペルチェックの設定見直し、書式設定のリセットが有効です。これらの手順を試しても改善しない場合は、Wordの設定が原因である可能性があるため、Wordの再インストールやアップデートを検討してみてください。


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