Windows Updateを止める方法とその対策

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Windows 10の自動更新を止めたいと思ったとき、いくつかの方法がありますが、特に注意したいのは、Microsoftが提供している更新機能の管理方法です。この記事では、Windows Updateを停止するための方法とその注意点について解説します。

1. Windows Updateを完全に停止する方法

Windows Updateを完全に停止する方法として、グループポリシーエディタを使用する方法があります。これにより、自動的な更新を無効化できます。ただし、企業版やProエディションでのみ使用可能です。

1. Windowsの検索バーで「gpedit.msc」と入力して、グループポリシーエディタを開きます。

2. 「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」→「Windows Update」の順に選択。

3. 「自動更新を構成する」をダブルクリックし、「無効」を選択します。

これにより、Windows Updateが自動的に行われなくなりますが、手動で更新を行うことはできます。

2. サービスを無効化する方法

グループポリシーで変更できない場合、サービスを無効にする方法も有効です。具体的には、Windows Updateのサービスを無効化する方法です。

1. Windowsの検索バーで「サービス」と入力し、「サービス」を選択。

2. サービス一覧から「Windows Update」を探し、右クリックして「プロパティ」を選択。

3. スタートアップの種類を「無効」に設定し、適用をクリックします。

これにより、Windows Updateのサービスが完全に無効化され、自動的な更新が行われません。

3. 例外の設定方法

たとえ更新を停止しても、重要なセキュリティ更新などを見逃さないためには、手動で更新を確認することも考慮する必要があります。

自動更新を停止した後も、セキュリティリスクを避けるためには、定期的に「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を手動で確認し、重要な更新がある場合には実行することをおすすめします。

4. Windows Updateを再起動後に更新される問題

もし、再起動後に更新が再度実行されてしまう場合、いくつかの方法で更新プログラムを抑制できます。特に、更新プログラムをアンインストールしても自動的にインストールされる問題を防ぐには、以下の手順を試してみてください。

1. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新履歴の表示」から、インストールされた更新プログラムを手動でアンインストールします。

2. その後、グループポリシーやサービスを無効にした状態で、更新が再度インストールされることを防ぎます。

5. まとめと注意点

Windows Updateを完全に停止する方法にはいくつかありますが、完全に無効にすることはセキュリティリスクを伴います。特に古い機器を使うために更新を止める場合、セキュリティの低下や新しい機能の欠如に注意する必要があります。必要に応じて、定期的に手動で更新を確認し、重要な更新がある場合に限りインストールするようにしましょう。

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