Toast 20 Proを使用してBlu-rayやDVDを作成する際、メニューを1枚にまとめてチャプターを表示させる方法について悩んでいる方も多いでしょう。通常、Toastでは「ルートメニュー」と「チャプターメニュー」が別々に作成され、メニューが2つに分かれてしまいます。しかし、設定を調整することで、1枚のメニュー画面にチャプターをまとめて表示することが可能です。この記事では、その方法と手順について詳しく解説します。
Toast 20 Proのメニュー設定とは?
Toast 20 Proでは、DVDやBlu-rayディスクにメニューを作成する際、デフォルトでは「ルートメニュー」と「チャプターメニュー」が別々に表示されます。これにより、複数のメニュー画面が作成され、ユーザーにとっては少し手間が増えることになります。一般的に、ルートメニューはディスクに挿入したときに最初に表示されるメニューで、チャプターメニューは動画の各シーンを選択するためのものです。
この設定を変更し、1枚のメニュー画面にチャプターをまとめることは、Toastの「メニュー設定」から可能です。以下では、その手順を詳しく見ていきましょう。
1枚のメニューにチャプターをまとめる方法
Toast 20 Proでメニューを1枚にまとめるための設定手順は以下の通りです。
- まず、Toast 20 Proを開き、ディスク作成のプロジェクトを開始します。
- 「メニュー」を選択し、メニューテンプレートを設定します。
- メニューのカスタマイズ画面に進み、「メニュー設定」から「チャプターメニュー」を選択します。
- 「チャプターをメインメニューに統合」オプションを選び、チャプターをルートメニュー内に並べる設定を有効にします。
- これで、1枚のメニュー画面内に、動画のチャプターをボタンとして配置することができます。
これにより、ユーザーは最初に表示されるメニュー画面から直接チャプターを選択できるようになり、別々のメニューに移動する手間が省けます。
メニューをカスタマイズしてより便利に
Toast 20 Proでは、メニューのカスタマイズが可能で、さらに使いやすくするための設定も豊富です。メニューのボタンの配置やデザインを変更することもでき、ユーザーの好みに合わせたディスク作成が可能です。
例えば、チャプターごとのサムネイルを表示することで、視覚的にわかりやすいメニューにすることができます。さらに、メニューに背景画像や音楽を追加することで、よりプロフェッショナルな仕上がりにすることができます。
再生後の挙動について
1枚のメニューにチャプターをまとめる設定を行った後、再生時の挙動についても確認しておくことが大切です。メニュー画面からチャプターを選択すると、指定したシーンに飛ぶように設定されます。再生中に戻るボタンを押すと、再度メニュー画面に戻り、別のチャプターを選択することができます。
このように、1枚のメニューにチャプターをまとめることで、ユーザーがディスクを再生する際の操作がスムーズになります。また、メニュー画面にチャプターを並べることで、視覚的に直感的に操作できるようになります。
まとめ
Toast 20 Proを使用してBlu-rayやDVDのメニューを作成する際、1枚のメニュー画面にチャプターをまとめることは簡単にできます。設定で「チャプターをメインメニューに統合」オプションを選択することで、メニューを1つにまとめ、視覚的に分かりやすいインターフェースを作成できます。また、メニューのカスタマイズが可能で、使いやすさをさらに向上させることができます。これらの設定を活用して、より便利で美しいDVD/Blu-rayディスクを作成しましょう。


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