Elgato Stream Deckを使用して、アプリケーションごとにプロファイルを設定し、アクティブウィンドウによってプロファイルを自動的に切り替える設定を行っている方にとって、アプリケーションのアップデートが原因でプロファイル設定が変更される問題が発生することがあります。特に、DiscordやChrome系のブラウザ、Arcなどのアプリが自動でアップデートされた場合、毎回手動で設定をやり直す必要があり、非常に面倒です。この記事では、これらの問題に対する対策と解決方法を提案します。
アプリケーションのアップデートによるプロファイル設定の問題
Elgato Stream Deckのプロファイルは、通常、特定のアプリケーションをターゲットにして実行されるように設定されます。しかし、アプリケーションがアップデートされると、実行ファイルの場所が変更されることがあり、その結果、Stream Deckで設定したプロファイルが正しく機能しなくなることがあります。特に、ArcブラウザやDiscordなどが自動でアップデートされると、インストールされる場所が変更され、Stream Deckの設定が無効になってしまうことがあります。
例えば、Arcブラウザなどは、WindowsAppsフォルダにインストールされ、エクスプローラーではアクセスできないため、タスクマネージャーを使って実行ファイルの場所を確認し、手動でプロファイル設定を更新する必要があります。
手動で設定を修正する方法
アプリケーションの実行ファイルが変更された場合、手動で新しいファイルパスをStream Deckに設定し直す方法があります。まず、タスクマネージャーを開き、アクティブなアプリケーションを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択します。次に、新しい実行ファイルのパスをStream Deckの設定画面に入力します。
この手動設定は、面倒ですが、確実にプロファイルを修正する方法です。ただし、アプリケーションの頻繁なアップデートによりこの作業が繰り返されるため、自動化できる方法を考えることが望ましいです。
自動化の方法：ショートカットの活用
アプリケーションのアップデートによってファイルパスが変わる問題を解決するために、ショートカットを活用する方法があります。Stream Deckでショートカットを使ってアプリケーションを起動する設定をすれば、実行ファイルが更新されてもショートカットは同じ場所にあるため、Stream Deckの設定を更新する手間を減らすことができます。
たとえば、ArcブラウザやDiscordのショートカットをデスクトップに作成し、そのショートカットをStream Deckのボタンに割り当てることで、アプリケーションの更新によるパス変更を気にせずにプロファイルが動作します。
定期的なプロファイル確認と更新
アプリケーションのアップデート後に自動でプロファイルが更新されない場合、定期的にプロファイルの設定を確認し、更新することが重要です。Stream Deckには「設定のインポート/エクスポート」機能があるため、設定をエクスポートしてバックアップを取っておくと、問題が発生した際に素早く復元できます。
また、アプリケーションのアップデートが予測される場合は、アップデート前にプロファイルの設定を確認し、変更が必要ないかをチェックする習慣をつけると良いでしょう。
まとめ
Elgato Stream Deckを使用する際、アプリケーションのアップデートによるプロファイル設定の変更は非常に煩わしい問題ですが、ショートカットを使った自動化や、定期的な設定確認を行うことで、手間を減らすことができます。手動での修正が必要な場合でも、設定をバックアップしておけば、トラブルが起きても素早く対応できます。これらの方法を駆使して、ストレスなくStream Deckを活用しましょう。
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