パソコン内とインターネット上の絶対パスの違いと仕組みの理解

HTML、CSS

HTMLとCSSを学ぶ上で、ファイルパスやURLの仕組みはとても重要です。特に、パソコン内の絶対パスとインターネット上の絶対パスの違いが分かりづらいと感じる方も多いでしょう。この記事では、パソコン内の絶対パスと、インターネット上の絶対パスの関係について詳しく説明します。

パソコン内の絶対パスとは

パソコン内でファイルを指定する際の絶対パスとは、ファイルが保存されている場所を完全に指定するパスです。例えば、「Cドライブ→Usersフォルダー→qasiteフォルダー→imgフォルダー→map.png」というパスがその一例です。このパスは、コンピュータのファイルシステム内でのファイルの位置を示しています。

このパスの特徴は、PC内でファイルを正確に指定できる点にありますが、インターネット上のサーバーにアップロードした場合には直接使用することはできません。

インターネット上の絶対パスとは

インターネット上の絶対パスは、Webサーバー内でファイルを指定するためのURLです。例えば、「https://www.example.com/qasite/img/map.png」といった形です。このパスは、Webブラウザを使ってインターネット上でファイルにアクセスするための完全なURLを示します。

インターネット上の絶対パスには、Webサーバーやドメイン名、Webルートフォルダー(通常は「public_html」や「www」)などが含まれます。このように、サーバー内のファイルにアクセスするためには、Webサーバー内でどのディレクトリにあるかを指定する必要があります。

「Webサーバー→Webルートフォルダー」の関係

インターネット上の絶対パスで「Webサーバー→Webルートフォルダー」の部分が分かりにくいかもしれませんが、ここで言う「Webサーバー」とは、インターネット上でサイトをホストしているサーバーのことです。「Webルートフォルダー」は、そのサーバー内の公開用のフォルダ(例えば「htdocs」や「public_html」)で、ここにWebページを表示するためのファイルが格納されています。

例えば、あなたが「https://www.example.com/qasite/img/map.png」と書いた場合、サーバーの「public_html/qasite/img/」というディレクトリにアクセスしていることになります。

パソコン内のパスとインターネット上のパスの違い

パソコン内の絶対パスとインターネット上の絶対パスは、どちらもファイルを特定するためのパスですが、その使い方と仕組みは異なります。パソコン内ではローカル環境でファイルの位置を指定するために「C:」などのドライブ名を使いますが、インターネット上ではWebサーバーを経由して、URLを使ってファイルの位置を指定します。

この違いを理解することで、Web開発を行う上でのファイル管理がスムーズになります。ローカルでの開発からWeb上での公開まで、適切にパスを設定することが非常に重要です。

まとめ

パソコン内の絶対パスとインターネット上の絶対パスの違いは、ファイルの場所を指し示す方法の違いです。ローカル環境ではコンピュータ内のファイルシステムを使ってパスを指定し、インターネット上ではWebサーバー上のファイルをURLで指定します。この仕組みを理解することは、Web開発を行う上で不可欠です。正しいパス設定を学び、実践に活かしましょう。

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