Googleスプレッドシートで経費精算表を作成している際、特定の項目の合計を求める方法が分からないことがあります。特に、非課税経費の合計を計算する場合、どのような関数を使用すればよいのでしょうか?この記事では、非課税経費の合計を求める方法について解説します。
SUMIF関数を使って非課税経費の合計を求める
非課税経費の合計を計算するためには、SUMIF関数を使用するのが一般的です。SUMIF関数は、指定した条件に一致するセルの合計を求めることができます。
例えば、経費の項目がA列に、金額がB列に記載されているとします。もし、非課税経費として「地代家賃」「法定福利費」「租税公課」「切手」「収入印紙」「給与」などがある場合、これらの項目を条件にして合計を求めることができます。
SUMIF関数の使用例
例えば、非課税経費の項目が「地代家賃」「法定福利費」「租税公課」などで、これらの項目がA列にリストされ、金額がB列に入力されている場合、次のようにSUMIF関数を使用します。
=SUMIF(A:A, "地代家賃", B:B) + SUMIF(A:A, "法定福利費", B:B) + SUMIF(A:A, "租税公課", B:B) + SUMIF(A:A, "切手", B:B) + SUMIF(A:A, "収入印紙", B:B) + SUMIF(A:A, "給与", B:B)
この式では、A列に「地代家賃」「法定福利費」などの項目があった場合に、B列の金額を合計します。各項目ごとにSUMIFを使い、それらを足し合わせることで、非課税経費の合計を求めることができます。
OR関数を組み合わせたSUMIF
もし、条件が複数あり、どれか一つでも一致すれば合計を求めたい場合、SUMIF関数の代わりにSUMIFS関数を使う方法もあります。SUMIFS関数は、複数の条件を設定することができるため、もっと柔軟な計算が可能です。
=SUMIFS(B:B, A:A, "地代家賃") + SUMIFS(B:B, A:A, "法定福利費") + SUMIFS(B:B, A:A, "租税公課") + SUMIFS(B:B, A:A, "切手") + SUMIFS(B:B, A:A, "収入印紙") + SUMIFS(B:B, A:A, "給与")
この方法では、A列に「地代家賃」や「法定福利費」などの項目が複数並んでいる場合に、どれか一つに一致した場合に合計を出すことができます。
まとめ
Googleスプレッドシートで非課税経費の合計を求めるためには、SUMIF関数やSUMIFS関数を使用して条件に合った項目の合計を求めることができます。条件に一致する項目ごとにSUMIF関数を使うか、複数の条件を一度に設定できるSUMIFS関数を活用すると良いでしょう。これらの方法を駆使することで、経費精算表の作成がよりスムーズに行えます。


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