Excelで複数のシートからセルの合計を計算する方法

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Excelで異なるシートから特定のセルの合計を求める方法は、意外と簡単です。今回は、シート1からシート5のセルA4の合計を求める方法を具体例を使って解説します。これをマスターすれば、複数のシートを跨いだ集計作業もスムーズに行えます。

Excelで別シートのセル合計を求める方法

複数のシートから同じセルを参照し、その合計を求めるためには、SUM関数とシート参照を使います。例えば、シート1からシート5のセルA4の合計を求めたい場合、次の手順を踏んで計算できます。

まず、合計を出したいセルを選択し、SUM関数を使って以下のように入力します。

=SUM(Sheet1!A4, Sheet2!A4, Sheet3!A4, Sheet4!A4, Sheet5!A4)

これで、シート1からシート5までのセルA4の値が合計されます。

SUM関数の使い方とシートの参照

SUM関数は、指定したセルや範囲の合計を計算する関数です。シート名を指定することで、別のシートからもデータを参照できます。

上記の式で「Sheet1!A4」と記述することで、Sheet1シートのセルA4を参照しています。同様に、Sheet2!A4、Sheet3!A4などで、他のシートのA4セルを指定しています。このように、複数のシートをまとめて参照し、合計を求めることができます。

シートを範囲指定して合計を求める方法

もしシートの数が多い場合、個別にシート名を入力するのが手間に感じることもあります。その場合、シートの範囲を指定することで簡単に合計を求めることができます。

例えば、シート1からシート5のセルA4の合計を求める場合、次のように入力します。

=SUM(Sheet1:Sheet5!A4)

これにより、Sheet1からSheet5までのすべてのシートのA4セルの合計を一度に計算できます。

注意点とエラーへの対処法

シートを範囲指定して合計を求める場合、すべてのシートに同じセル(この場合はA4)が存在する必要があります。もし、参照するシートにそのセルがない場合、エラーが表示されることがあります。

その場合は、エラーが表示されたシートを確認し、必要なデータが正しく入力されているかをチェックしてください。さらに、範囲を指定する場合は、シート名にスペースが含まれている場合、シート名をシングルクォーテーションで囲む必要があることに注意してください。

まとめ

Excelで異なるシートのセル合計を求めるには、SUM関数とシートの参照を活用します。シート名を指定する方法や、シート範囲を指定して一括で合計を求める方法を使い分けることで、効率的に作業を進めることができます。複数のシートを跨いだ集計を行う際には、これらの方法を使って簡単に合計を計算しましょう。

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