Googleスプレッドシートで、複数のシートに分かれたデータをまとめて集計したい場合、Excelの「串刺し集計」に似た方法を使うことができます。ここでは、複数のシートに散らばったデータを効率よく集計する方法についてご紹介します。
Googleスプレッドシートでの集計方法
Googleスプレッドシートでは、複数のシートのデータを集計するために「IMPORTRANGE」関数や「QUERY」関数を利用することができます。これらの関数を活用することで、手動で一つずつ集計する手間を省くことができます。
IMPORTRANGE関数を使ったデータの取り込み
「IMPORTRANGE」関数を使えば、異なるシートのデータを簡単に取り込むことができます。例えば、あるシートから売上データを取り込んで集計する場合、次のように書きます。
=IMPORTRANGE("シートURL", "シート名!範囲")
この方法を使うことで、100枚以上のシートにまたがるデータを一元管理することができます。
QUERY関数で集計を簡素化
「QUERY」関数は、指定した範囲からデータを絞り込んだり、集計したりするために使用できます。例えば、売上の合計を出す場合、次のように記述します。
=QUERY(IMPORTRANGE("シートURL", "シート名!範囲"), "SELECT Col1, SUM(Col2) GROUP BY Col1")
これを使うことで、指定した条件に合ったデータを一括で集計することができます。
複数シートのデータを集計する際の注意点
複数シートのデータを集計する際は、範囲の指定や関数の使い方に注意が必要です。特に、シート名や範囲を正確に指定しないと、集計結果が正しく反映されません。また、シートの構成を変更する場合は、関数内の範囲も適切に更新するようにしましょう。
まとめ
Googleスプレッドシートで複数シートのデータを集計するためには、「IMPORTRANGE」や「QUERY」関数を活用することが有効です。これにより、手作業でシートを切り替えて集計する手間を省き、効率的にデータをまとめることができます。関数をうまく活用して、データ集計をスムーズに行いましょう。


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