エクセルの条件付き書式を使って、同じ行の数字を太字・下線にする方法

Excel

Excelで条件付き書式を使って、特定の条件を満たすセルを強調表示したい場合、例えば「C5~N5にある数字が、AE5~AI5にも存在する場合にC5~N5の数字を太字と下線にする」といった操作が可能です。この記事では、この条件付き書式の設定方法をわかりやすく解説します。

条件付き書式の基本設定

条件付き書式を使うと、セルの内容に応じて自動的に書式(色、フォント、罫線など)を変更することができます。ここでは、特定のセルに含まれる数字が他の範囲に存在する場合に、そのセルを太字と下線で強調する方法を説明します。

1. 5行目の設定方法

まず、5行目に対して条件付き書式を設定する方法を説明します。例えば、C5~N5のセルに入力された数字がAE5~AI5のセルにも存在する場合、そのセルを太字にし、下線を引きます。

  1. C5~N5のセルを選択します。
  2. 「ホーム」タブから「条件付き書式」を選び、「新しいルール」をクリックします。
  3. 「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選択します。
  4. 数式欄に次の数式を入力します:=ISNUMBER(MATCH(C5,$AE5:$AI5,0))
  5. 「書式」をクリックして、太字と下線の書式を設定します。
  6. 「OK」をクリックして、設定を完了します。

この設定を行うと、C5~N5のセルの数字がAE5~AI5に一致する場合、C5~N5のセルが自動的に太字と下線になります。

2. 6行目以降の設定方法

6行目以降のセルに対しても同様の設定を行いたい場合、手順はほぼ同じです。例えば、6行目の場合は、C6~N6を選択し、数式を次のように変更します:=ISNUMBER(MATCH(C6,$AE6:$AI6,0))

6行目以降に同じ条件付き書式を設定することで、すべての行に対して同じ処理を適用できます。手動で各行に適用するか、設定をコピー&ペーストして適用することもできます。

条件付き書式を複数行に適用する方法

上記の手順を繰り返すことで、7行目や8行目にも条件付き書式を適用できます。一度設定した条件付き書式をコピーして、他の行に適用することができるため、効率よく設定を行えます。

例えば、C5~N5に設定した条件付き書式を6行目にコピーするには、C5~N5を選択してコピーし、C6~N6を選択して「形式を選択して貼り付け」を使用し、「書式」を選択します。これにより、6行目にも同じ書式設定が適用されます。

まとめ

Excelの条件付き書式を使って、同じ行にある数字を太字と下線で強調する方法は簡単に設定できます。C5~N5のセルがAE5~AI5に一致する場合に自動で書式を変更するように設定することで、視覚的にデータを強調できます。この方法を6行目や7行目にも適用することで、効率よくデータを管理できます。

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