スマホのMusescoreアプリで購入した譜面を、PCで編曲するためにMSCZ拡張子で保存したいと考えている方へ。この記事では、スマホアプリからPCにMSCZファイルをダウンロードする方法と、PDFやMIDI形式をどのように活用するかについて解説します。
スマホアプリでの譜面保存形式について
スマホのMusescoreアプリでは、譜面を購入した後、保存できる形式が限られています。現在、ダウンロードできる形式は主にPDFとMIDIの2つです。これらの形式では、PCでの編集や編曲には不便な場合があります。
特に、編曲作業を行いたい場合、Musescoreのネイティブ形式であるMSCZファイルが必要になります。この形式を使用すれば、Musescoreのフル機能で譜面を編集できるため、もっと柔軟な作業が可能です。
PCでMSCZファイルをダウンロードする方法
スマホアプリから直接MSCZ形式でダウンロードすることはできませんが、PC版Musescoreを利用することで、オンラインで購入した譜面をPCにMSCZ形式でダウンロードすることができます。手順は以下の通りです。
- PC版Musescoreをインストールし、アカウントにログインします。
- スマホアプリで購入した譜面がMusescoreアカウントに同期されていることを確認します。
- MusescoreのPC版で譜面を開き、「ファイル」メニューから「保存」または「エクスポート」を選択して、MSCZ形式で保存します。
これにより、PC版MusescoreでMSCZファイルを扱えるようになります。
PDFやMIDIファイルの利用方法
もし、スマホアプリからダウンロードしたファイルがPDFやMIDI形式であった場合でも、完全に無駄になるわけではありません。PDFファイルは、Musescoreにインポートすることが可能ですが、インポート後に自動的に譜面を編集可能な形式に変換することはできません。手動での修正が必要となります。
MIDIファイルは、譜面データをMusescoreにインポートする際に利用できます。これを使うことで、元の音楽データを基に譜面を再構築し、編集が可能になります。ただし、MIDIデータのインポートには多少の調整が必要になることがあります。
まとめ
スマホのMusescoreアプリで購入した譜面をPCで編集したい場合、直接MSCZファイルをダウンロードする方法はありませんが、PC版Musescoreを使ってアカウント同期からMSCZ形式でダウンロードすることが可能です。PDFやMIDI形式のファイルも、Musescoreにインポートして編集することはできますが、編集の際には手動で調整が必要です。これらの方法を駆使して、PCでの編曲作業をスムーズに行いましょう。


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