Windowsでは「Snipping Tool」を使って、画面の一部分を自由に切り取って、そのままCtrl+VでPowerPointなどに貼り付けることができますが、iPadではスクリーンショットを撮るといったん保存され、挿入する形になります。この記事では、iPadでも画面を切り取ってそのまま貼り付ける方法について解説します。
iPadでのスクリーンショットの基本
iPadでスクリーンショットを撮る方法は簡単で、ボリュームアップボタンとサイドボタンを同時に押すことで画面全体をキャプチャできます。しかし、iPadではデフォルトでスクリーンショットが保存され、後でその画像を手動で開き、PowerPointなどに挿入する必要があります。
Windowsのように、スクリーンショットを撮った後すぐに画像を「そのまま」貼り付けることは、iPadの標準機能ではサポートされていません。
iPadで画面をそのままコピーして貼り付ける方法
実はiPadでも、スクリーンショットを「そのまま」コピーして貼り付ける方法がいくつかあります。これには、スクリーンショットの編集機能を活用することが必要です。
- スクリーンショット後の編集でコピー: iPadでスクリーンショットを撮った後、画面のサムネイルが一時的に表示されます。この状態で画像をタップすると、編集モードに入ります。編集後、「コピー」を選ぶことで、画像をそのままコピーできます。
- アプリ間でのコピー&ペースト: iPadの「画像」アプリでスクリーンショットを開き、「コピー」オプションを選んだ後、PowerPointに移動して「ペースト」を選べば、保存せずに直接貼り付け可能です。
代替方法: iPadに特化した便利なツールを使う
もし、頻繁にスクリーンショットを撮ってそのまま貼り付ける作業を行いたい場合、iPad向けのサードパーティ製アプリを使用するのも一つの手です。これにより、作業がもっと効率的になります。
- NotabilityやGoodNotes: これらのアプリを使うことで、手書きメモやスクリーンショットを即座に取り込んでノートに追加できます。これらのアプリには、手軽にデータをエクスポートしてPowerPointに貼り付ける機能もあります。
- スキャナアプリ: いくつかのスキャナアプリでは、直接画面をスキャンして即座にコピーする機能も提供されています。
まとめ
iPadでは、Windowsのようにスクリーンショットを即座にコピーして貼り付ける機能は標準ではサポートされていませんが、いくつかの方法を組み合わせることで、スクリーンショットをそのままコピー&ペーストすることが可能です。iPadの編集機能やサードパーティのアプリを活用して、作業効率を上げる方法を検討してみましょう。


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