Excel 関数で名前が一致しない場合の引き算と合致した場合の足し算を行う方法

Excelで、特定の条件に基づいて計算を行いたい場合、関数を使って簡単に解決できます。今回の質問では、A列とB列の名前が一致しない場合にC列（原価）とD列（小計）を引き算し、A列とE列の名前が合致した場合にはその結果をE列に足し算する方法をご紹介します。

1. 名前が一致しない場合にC列とD列を引き算する

まず、A列とB列の名前が一致しない場合に、C列（原価）とD列（小計）の差を求めるためのExcel関数を使います。次の関数を使用してください。

=IF(A2<>B2, C2-D2, 0)

この式では、A列とB列の名前が一致しない場合（A2<>B2）、C列とD列を引き算し、それ以外の場合は0を返します。

A列とE列の名前が一致した場合にその結果をE列に反映させるために、次の式を使用します。

=IF(A2=E2, C2-D2+E2, E2)

この式では、A列とE列が一致する場合にC列とD列を引き算した結果をE列に足し算し、それ以外の場合はE列の値をそのまま保持します。

上記の関数を使って計算を行う際には、関数を適用したいセルに入力した後、他のセルにも同様の計算を適用するために数式をコピーすることができます。

数式を使って計算を行う際、データの整合性を確認することが重要です。特に、名前の一致に関する部分では、スペースや大文字・小文字の違いが結果に影響を与えることがありますので、事前にデータを整えることをおすすめします。

Excelを使うことで、名前の一致を条件にした計算を簡単に行うことができます。関数を使って名前が一致しない場合に引き算を行い、一致した場合には足し算を行うことで、効率的に作業を進めることができます。