セレナC26系のカーナビMM515D-Lで、SDカードに保存した動画が再生できない問題は、動画形式やSDカードのフォーマット、カーナビの対応仕様に起因することが多いです。この記事では、この問題の原因を解説し、解決策を提供します。
カーナビの動画再生に関する制限
カーナビにSDカードを使用して動画を再生する際、まず最初に確認すべきは、カーナビが対応する動画形式やSDカードのフォーマットです。MM515D-Lでは、特定の動画形式(例: MP4、AVI)や解像度、ビットレートに対応していることが前提となります。
また、SDカードのフォーマット(FAT32やexFAT)もカーナビがサポートしているかどうかを確認する必要があります。多くのカーナビではFAT32形式に対応しているため、SDカードをFAT32にフォーマットすることが解決策となる場合があります。
動画形式の確認と変換方法
現在使用している動画がMP4(m4v)形式とのことですが、カーナビが対応する動画形式かどうかを確認することが重要です。カーナビによっては、MP4以外の形式(例えば、AVIやMPEG-2)にしか対応していない場合があります。
動画がカーナビで再生できる形式に変換するには、動画変換ソフトを使用します。例えば、「HandBrake」や「Freemake Video Converter」などのフリーソフトを使用して、動画形式をカーナビに対応する形式に変換できます。変換後、再度SDカードに保存して再生を試みましょう。
SDカードのフォーマットと容量の確認
SDカードのフォーマットが「exFAT」だと、カーナビが対応していない場合があります。多くのカーナビは「FAT32」フォーマットにしか対応していません。これを解決するために、SDカードを「FAT32」にフォーマットする必要があります。
SDカードをFAT32にフォーマットする際には、WindowsやMacの標準機能でフォーマットできますが、容量が大きい場合はサードパーティのツール(例:「GUIFormat」)を使用することも有効です。また、SDカードが256GBと大容量の場合、適切なフォーマット方法を選択する必要があります。
HDMI接続と音声の設定の確認
もし動画は再生されているが音声が出ない場合は、PCとTVのHDMI接続設定を確認する必要があります。PC側のオーディオ出力設定がTVに対応していないことがあります。
PCの音声設定を確認し、音声出力デバイスを「HDMI」に変更します。また、カーナビと接続する際に音声が正しく伝送されるか確認しましょう。音声設定を適切に変更することで、映像と音声が両方再生されるようになります。
まとめ
カーナビMM515D-LでSDカードを使用して動画が再生できない問題は、主に動画形式、SDカードのフォーマット、接続設定に起因することが多いです。動画形式をカーナビに対応する形式に変換し、SDカードをFAT32にフォーマットすることで、問題を解決できます。また、音声が出ない場合は、PC側の音声設定を確認し、HDMI接続を適切に設定することが重要です。これらの対策を試して、再生問題を解決してみましょう。


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