Excelで5分単位で時間を切り捨てる方法 – 残業時間を簡単に計算する関数

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Excelで、時間データを5分単位で切り捨てて表示させたい場合、どのように関数を使えばよいのでしょうか?たとえば、0:04は0:00、0:16は0:15、1:43は1:40というように、時間を5分単位に調整したいというニーズがあります。本記事では、Excelでこのような時間調整を行う方法について解説します。

Excelで5分単位に時間を調整する方法

時間を5分単位で調整するには、Excelの「ROUNDDOWN」関数を使用します。この関数を使うことで、指定した時間を5分単位に切り捨てることができます。

ROUNDDOWN関数の使い方

「ROUNDDOWN」関数は、数値を指定した桁数で切り捨てることができる関数です。これを時間に適用することで、5分単位で時間を切り捨てることができます。

たとえば、セルA1に時間「0:04」が入力されている場合、次のような数式をB1に入力します。

=ROUNDDOWN(A1*1440/5,0)*5/1440

この数式は、まず時間を分単位に変換し、5分単位に切り捨てた後、再度時間に戻しています。

具体的な例と解説

例として、以下の時間データを5分単位で調整する場合を考えます。

  • A1セルに「0:04」、B1セルに「=ROUNDDOWN(A1*1440/5,0)*5/1440」を入力すると、B1セルに「0:00」が表示されます。
  • A2セルに「0:16」、B2セルに「=ROUNDDOWN(A2*1440/5,0)*5/1440」を入力すると、B2セルに「0:15」が表示されます。
  • A3セルに「1:43」、B3セルに「=ROUNDDOWN(A3*1440/5,0)*5/1440」を入力すると、B3セルに「1:40」が表示されます。

このように、時間を簡単に5分単位に切り捨てて表示することができます。

その他の応用例とカスタマイズ方法

「ROUNDDOWN」関数は、他の単位にも応用できます。たとえば、10分単位で時間を切り捨てたい場合は、数式の「5」を「10」に変更するだけで対応できます。

また、切り捨て以外にも、切り上げや四捨五入を行いたい場合は「ROUNDUP」関数や「ROUND」関数を使うこともできます。

まとめ

Excelで時間を5分単位に調整する方法は非常に簡単で、ROUNDDOWN関数を使うことで正確に時間を切り捨てることができます。残業時間の計算など、時間を効率的に扱う際に役立つテクニックです。さらに、他の単位にも応用できるため、様々な用途に対応可能です。

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