Excel 2013からExcel 2016以降のバージョンにアップグレードしたいが、マイクロソフトのサブスクリプションサービス(Microsoft 365)を使わずに無料でインストールしたいという方へ、方法と注意点を説明します。
1. Excel 2016以降を無料でインストールする方法
基本的に、Microsoftの正規版のExcelやWordを無料で使用する方法はありません。ただし、以下の選択肢が考えられます。
- Microsoft Office Online: Microsoftは無料でオンライン版のWord、Excel、PowerPointを提供しています。これらのオンライン版は、基本的な機能に制限はありますが、インターネット接続さえあれば無料で使用できます。
- Office 365 Education: 大学や教育機関に所属している場合、Office 365 Educationを無料で利用できることがあります。学生や教職員であれば、Officeアプリケーションを無料で使用することが可能です。利用方法は学校のアカウントでサインインすることで、Office 2016以降をインストールできる場合があります。
- オープンソースの代替品: Excelの代替として、LibreOffice CalcやGoogleスプレッドシート(Google Drive)など、無料で使えるスプレッドシートアプリも選択肢の一つです。
2. Microsoft Office 2016以降のバージョンにアップグレードする方法
Excel 2016以降のバージョンを使用する場合、Microsoftから購入するか、サブスクリプションモデルであるMicrosoft 365を利用するのが一般的です。無料でのアップグレードはできませんが、購入後はサブスクリプションの更新によって継続的に最新バージョンを使用できます。
3. 注意点: 無料のExcelオンライン版や代替ソフトの制限
無料で使用できるExcelオンライン版や代替ソフトは、フルバージョンのExcelに比べて以下のような制限があります。
- 一部の高度な機能(マクロや高度なデータ分析ツールなど)が使用できない。
- インターネット接続が必要。
- オフラインでの利用ができない場合がある。
4. Microsoft 365 Educationについて
Microsoft 365 Educationは、学生や教職員向けに提供されている無料のOfficeスイートです。大学のアカウントを使用している場合、このサービスを利用して最新バージョンのOfficeを無料でインストールすることができます。学外の利用者には提供されない場合があるため、利用資格について確認することをお勧めします。
まとめ
Excel 2016以降を無料でインストールするには、Microsoftの提供する無料版(Office Online)や、教育機関向けのOffice 365 Educationを利用するのが最適な方法です。それでも、フル機能を利用する場合は、有料のMicrosoft 365サブスクリプションを検討することになります。使用方法に応じて、自分に最適な選択肢を見つけましょう。


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