iMac (21.5-inch, Late 2009) に macOS High Sierra をインストールしたいが、復旧サーバに接続できず、または再インストール中に問題が発生している場合、いくつかの対策方法があります。この記事では、iMacの再インストールに関するトラブルシューティング方法をご紹介します。
問題の概要
「復旧サーバに接続できません」と表示されたり、地球儀マークやアップルマークの後、インストールが進まない場合があります。このような問題は、ネットワーク接続やOS復旧に必要な設定が原因で発生することがあります。
解決策1:インターネットリカバリモードを使用する
Option + Command + Rで起動しても地球儀マークの後にアップルマークが表示されるだけの場合、インターネットリカバリモードの動作に何らかの問題がある可能性があります。以下の手順を試してください。
- Wi-Fi接続を再確認し、安定したインターネット接続が確保されているか確認。
- 再度 Option + Command + R を押し、インターネットリカバリモードが正常に動作するか確認。
- 接続に問題がない場合、OSの再インストールが始まるまで待ちます。
解決策2:復旧ディスクを使用する
ネットワーク経由の復旧がうまくいかない場合、USBまたは外付けドライブに復旧ディスクを作成し、そこからインストールを試みることができます。手順は以下の通りです。
- 別のMacからmacOSインストーラをダウンロード。
- USBドライブを接続し、ディスクユーティリティで起動可能なディスクを作成。
- そのディスクをiMacに接続し、Optionキーを押しながら起動してインストーラを選択。
- インストールを開始して、指示に従ってセットアップを完了。
解決策3:ディスクの修復
macOSのインストールに問題が生じている場合、ディスクユーティリティを使ってディスクの修復を試みることが有効です。手順は以下の通りです。
- macOSのインストーラまたはインターネットリカバリモードで「ディスクユーティリティ」を起動。
- 内蔵ディスクを選択し、「ディスクの修復」を実行。
- 修復が完了したら、再度インストールを試みてください。
解決策4:Time Machineバックアップからの復元
もしTime Machineバックアップがある場合、そこからmacOSを復元することも可能です。手順は以下の通りです。
- macOSインストーラを起動し、「Time Machineバックアップから復元」を選択。
- バックアップディスクを選択し、復元を開始。
- 復元が完了した後、iMacを再起動し、正常に動作するか確認。
まとめ
「復旧サーバに接続できません」といったエラーやインストールの進行が止まる問題には、インターネットリカバリモードの確認、復旧ディスクからのインストール、ディスクの修復、Time Machineバックアップからの復元など、いくつかの解決方法があります。これらの方法を試して、iMacを正常に復旧させましょう。


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