Excel VBAを使って、ワークシート2に入力された座標を基に、ワークシート1のセル範囲に色を付ける方法について解説します。この方法を利用すれば、ワークシート2に入力された行と列の番号を使って、指定したセル範囲に色を簡単に付けることができます。
1. ワークシート2に入力された座標を使う
まず、ワークシート2にある行と列の数字(例えば、C列に行番号、D列に列番号)を使って、ワークシート1の指定されたセル範囲に色を付ける方法を考えます。
2. VBAコードの基本構造
VBAでこの処理を行うためには、ワークシート2のセルを読み取り、ワークシート1の該当するセル範囲に色を設定する必要があります。以下は、その基本的なVBAコードの例です。
Sub ColorCellsBasedOnCoordinates()
Dim ws1 As Worksheet, ws2 As Worksheet
Dim rowNum As Long, colNum As Long
Dim startCell As Range
Set ws1 = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
Set ws2 = ThisWorkbook.Sheets("Sheet2")
' ワークシート2のC2セルとD2セルから行番号と列番号を取得
rowNum = ws2.Range("C2").Value
colNum = ws2.Range("D2").Value
' ワークシート1の指定された範囲を選択し、色を付ける
Set startCell = ws1.Cells(rowNum, colNum)
startCell.Resize(1, 2).Interior.Color = RGB(255, 205, 205)
End Sub
3. 色を付ける範囲の設定
このコードでは、ワークシート2のC2とD2セルの値を基に、ワークシート1の指定されたセル(例えば、A1とB1)の色を変更します。セルの範囲を変更したい場合は、startCell.Resize(1, 2)の部分を変更することで、範囲を広げることができます。
4. 実際の動作確認
このVBAコードを実行すると、ワークシート2のC2とD2セルに入力された番号を基に、ワークシート1の指定されたセルに色が付けられます。例えば、C2セルに1、D2セルに5が入力されていれば、ワークシート1のE1とF1セルに色が付きます。
まとめ
Excel VBAを使って、ワークシート2に入力された行番号と列番号を基に、ワークシート1の指定したセル範囲に色を付ける方法をご紹介しました。この方法を使えば、ワークシート2の入力内容に応じて、任意の範囲に自動的に色を付けることができます。必要に応じてセル範囲や色をカスタマイズすることが可能です。


コメント